ジオデシック・ドームテント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 03:24 UTC 版)
「ドーム型テント」の記事における「ジオデシック・ドームテント」の解説
アメリカ合衆国の建築学者バックミンスター・フラーが球の持つ構造力学的な特徴に注目し建築学で実証しようと考え、1947年に「最小の部品で最大の強度と居住空間を持つ建造物はジオデシック・ドームである」と結論づけ、富士山レーダーなど世界各地で実用化した。これを厳しい自然環境の中で使われるテントに導入しようと1975年にザ・ノース・フェイスとの協力で「オーバル・インテンション」を発売、1976年にイギリスとカナダの合同によるパタゴニア遠征隊に使用させたところ、猛吹雪の中でこのテントのみが飛ばされなかったといい、風速60m/秒にも耐えたという。
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