ジェイムズ・リンジー (第26代クロフォード伯爵)

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ジェイムズ・リンジー (第26代クロフォード伯爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/06/16 21:28 UTC 版)

第26代クロフォード伯爵ジェイムズ・リンジー

第26代クロフォード伯爵および第9代バルカレス伯爵ジェイムズ・ルードヴィック・リンジー（英語: James Ludovic Lindsay, 26th Earl of Crawford and 9th Earl of Balcarres、1847年7月28日 - 1913年1月31日）は、イギリス・ヴィクトリア朝時代の天文学者である。王立天文学会のメンバーとなり、1878年から王立天文学会の会長を務めた。

若い頃から天文学に興味を持ち、スコットランドのアバディーンシャーの Dunecht に父親とともに私設の天文台を建設した。観測機器を揃える一方、当時最も貴重な天文学文献のコレクションである "Bibliotheca Lindesiana" を造り上げた。

1870年に日食の観測のためにスペインのカディスで観測を行い、1874年に金星の日面通過をモーリシャスで観測を行った。

1888年にエディンバラ王立天文台が閉鎖されようとした時、クロフォード伯は観測設備と "Bibliotheca Lindesiana" を新天文台の建設のために寄付した。これによって1896年にブラックフォードヒルに新しい天文台が設立された。

1878年に王立協会フェローに選出され、1896年にはアザミ勲章を受勲した。

関連項目

• 19世紀生まれの天文学者

外部リンク

• Hansard 1803–2005: contributions in Parliament by Lord Lindsay（英語） （英語）
• James Ludovic Lindsay, 26th Earl of Crawford and 9th Earl of Balcarres (1847-1913) - ナショナル・ポートレート・ギャラリー （英語）

先代 アレグザンダー・リンジー

クロフォード伯爵 第26代: 1880年 - 1913年

次代 デイヴィッド・リンジー