シーボード・コースト・ライン鉄道、そしてCSXへ
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「アトランティック・コースト・ライン鉄道」の記事における「シーボード・コースト・ライン鉄道、そしてCSXへ」の解説
1967年7月1日、ACLはシーボード・エア・ライン鉄道(SAL)と合併した。ACLとSALは長年ライバル関係にあったが、合併後、シーボード・コースト・ライン鉄道(SCL)となった。1969年には持株会社シーボード・コースト・ライン・インダストリー(SCI)が設立された。SCIは1971年にルイビル・アンド・ナッシュビル鉄道(L&N)を買収し、SCLとあわせてファミリー・ラインと呼ばれる鉄道網を形成した。持株会社はSCIひとつであったが、各鉄道は独立して運営された。 1980年、SCIは、チェサピーク・アンド・オハイオ鉄道(C&O)やボルチモア・アンド・オハイオ鉄道(B&O)の持株会社であったチェシー・システムと合併し、持株会社CSXコーポレーションとなった。この時点でも、各鉄道会社の運営は独立して行われていた。 1982年12月29日、SCLとL&Nは合併し、シーボード・システム鉄道(SBD)となった。1980年代には元々チェシー・システムが保有していた鉄道会社が合併を繰り返したが、その間、1986年7月1日にはSBDがCSXトランスポーテーション(CSXT)と改名。のちに、元チェシー・システム傘下の鉄道がそこに加わり、現在の持株会社=CSXコーポレーション、鉄道=CSXトランスポーテーション、という関係に整理された。
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