シティ・スリッカーズ (映画)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/23 18:27 UTC 版)
| シティ・スリッカーズ | |
|---|---|
| City Slickers | |
| 監督 | ロン・アンダーウッド |
| 脚本 | ローウェル・ガンツ ババルー・マンデル |
| 製作 | アービー・スミス |
| 製作総指揮 | ビリー・クリスタル |
| 出演者 | ビリー・クリスタル ダニエル・スターン ブルーノ・カービー |
| 音楽 | マーク・シャイマン |
| 撮影 | ディーン・セムラー |
| 編集 | O・ニコラス・ブラウン |
| 製作会社 | キャッスル・ロック・エンターテインメント ネルソン・エンターテイメント |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 112分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $27,000,000[1] |
| 興行収入 | |
| 次作 | シティ・スリッカーズ2/黄金伝説を追え |
『シティ・スリッカーズ』(City Slickers)は、1991年に制作されたアメリカ映画。ニューヨークの中年3人がカウボーイ体験を通して本来の自分を見つけるコメディ・ドラマ。
ジャック・パランスがアカデミー助演男優賞、ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞した。
アメリカの俳優ジェイク・ジレンホールはビリー・クリスタルの息子ダニー役を演じ、本作で映画デビューを果たした。
ストーリー
ミッチ、フィル、エドの親友3人は、38歳。それぞれが仕事と家庭を持ち、長い付き合いを続けているものの、少しずつ「若さ」を失いつつある自分に、そして今ひとつうまく行かない生活に、言い様のない焦りや諦めを感じるようになってきていた。そんな折、ミッチの39歳の誕生祝いに、フィルとエドはコロラドで企画されている「牛追いツアー」への参加を提案する。最初は渋っていたミッチも、「行って、もう一度笑顔を見つけてきて」という妻バーバラの言葉に背中を押され、3人で旅立った。遊び半分での参加だった3人も、予想以上に本格的な牛追いや野性的な生活、そして開放的な環境の中に身を置くうち、少しずつ都会でのシニカルな見栄を捨て、本音で話せるようになっていく。特にミッチは、老齢のカウボーイ、カーリーとの出会いや、自らが手がけた仔牛の誕生などを経て、自分が見失いかけていたものを少しずつ取り戻していった。ツアーは順調に進むかと思われたが、心臓病を患っていたカーリーが急死したのを皮切りに、予想外のトラブルが続発。ついにはフィルと大喧嘩をした牧童のジェフとT・Rが逃げ出し、素人のツアー客と牛だけが取り残される事態になってしまう。他の面々は牛を見捨てて先に進もうと提案するが、3人組はあくまでもカウボーイであり続けようと決意。自分たちの生き方にもう一度自信をもつために、苦難の道へと挑んでいく。
キャスト
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| VHS版 | テレビ東京版 | ANA機内版 | JAL機内版 | |||
| ミッチ・ロビンス | ビリー・クリスタル | 安原義人 | 古川登志夫 | 野沢那智 | 玄田哲章 | |
| フィル・バークィスト | ダニエル・スターン | 大塚芳忠 | 野島昭生 | |||
| エド・フリロ | ブルーノ・カービー | 牛山茂 | 江原正士 | |||
| カーリー | ジャック・パランス | 大塚周夫 | 小林清志 | |||
| ボニー・レイバーン | ヘレン・スレイター | 井上喜久子 | 佐々木優子 | |||
| バーバラ・ロビンス | パトリシア・ウェティグ | 弘中くみ子 | 吉田理保子 | |||
| クレイ・ストーン | ノーブル・ウィリンガム | 筈見純 | 加藤精三 | |||
| アイラ・シャロウィッツ | デヴィッド・ペイマー | 広瀬正志 | 安西正弘 | |||
| バリー・シャロウィッツ | ジョシュ・モステル | 福田信昭 | 田中亮一 | |||
| スティーヴ・ジェサップ | フィル・ルイス | 桜井敏治 | 宝亀克寿 | |||
| ベン・ジェサップ | ビル・ヘンダーソン | 水野龍司 | 西村知道 | |||
| ルー | ジェフリー・タンバー | |||||
| ジェフ | カイル・セコー | 田中正彦 | 中田和宏 | |||
| T・R | ディーン・ハロ | 松本大 | 古田信幸 | |||
| クッキー | トレイシー・ウォルター | 中博史 | 幹本雄之 | |||
| サル | ロバート・コスタンゾ | |||||
| ナンシー | イヤードリー・スミス | 高乃麗 | 巴菁子 | |||
| ダニー・ロビンス | ジェイク・ジレンホール | 真柴摩利 | 一柳みる | |||
| 学校の生徒 | ダニエル・ハリス | |||||
| ノーマンの声 | フランク・ウェルカー | |||||
| その他 | 藤生聖子 叶木翔子 火野カチコ 天野由梨 |
遠藤みやこ 有本欽隆 かないみか 岡村明美 |
||||
| 演出 | N/A | 蕨南勝之 | 高橋剛 | |||
| 翻訳 | N/A | 高橋京子 | ||||
| 制作 | N/A | ニュージャパンフィルム | 東北新社 | グロービジョン | ||
参考文献
- ^ a b c “City Slickers (1991)” (英語). Box Office Mojo. 2012年4月24日閲覧。
外部リンク
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