シティタワー高輪とは? わかりやすく解説

シティタワー高輪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/16 22:31 UTC 版)

シティタワー高輪
シティタワー高輪
シティタワー高輪出入り口
施設情報
所在地 東京都港区高輪1丁目23番23号
状態 完成
着工 2002年4月[1]
竣工 2004年3月
用途 共同住宅[1]
地上高
高さ 125.40m[1]
各種諸元
階数 地下2階、地上35階、塔屋2階[1]
敷地面積 4,388.91 [1]
建築面積 1,671.55 [1]
延床面積 45,948.53 [1]
構造形式 RC造、一部S造[1]
エレベーター数 6基[1]
戸数 365戸[1]
駐車台数 207台[1]
関連企業
設計 安井建築設計事務所[1]
施工 清水建設[1]
デベロッパー 住友不動産[1]
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シティタワー高輪(シティタワーたかなわ)は、東京都港区高輪一丁目に位置する住友不動産が分譲した超高層マンションである。

概要

桜田通りに面した敷地に2004年平成16年)に竣工した地下2階・35階建のツインタワーマンションである。設計を安井建築設計事務所、コンセプト・外観デザインを木下ヒロアキ(KTGYグループ)、インテリア・デザインをエリック・グレスラが監修、施工は清水建設が担った[2]

外観は伝統的な三層構成を踏襲。深みのある緑色のタイルの貼分けは、頂部へ向けて軽快なトーンとすることで伸びやかなタワーデザインを実現した[3]。また総合設計制度を活用することで高容積を獲得し、それにより求められた歩道状空間や広場は都心では貴重な緑地環境を地上に生み出した[4]

前面の桜田通りの傾斜の沿って自然石貼の2層のグランドアーケードを設け、高層建築物の足元と感じさせない街並みのスケール感を創出[3]。また二層吹き抜けの大空間エントランスホールと連続する水辺空間は、石垣擁壁と緑の額縁で外界から切り取られた居住者だけのくつろぎの空間となっている[4]

専用部のプランは頂部4フロアを高階高・フリープランの設定とし、一般階においても選択性の高いプランバリエーションを用意した[4]。最高分譲価格は約200m2約4億円だった。共用施設にはミニコンビニ、フィットネスジム、シアタールーム、茶室、スカイラウンジ、会議室、ゲストルーム等が完備され、コンシェルジュが24時間常駐する[5]

周辺

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『近代建築』2004年3月号 p.67
  2. ^ 『近代建築』2004年3月号 p.66 - 67
  3. ^ a b 『近代建築』2004年3月号 p.65
  4. ^ a b c 『近代建築』2004年3月号 p.64
  5. ^ 「亥 (BOAR)年の市況はこうなる 突き進む高級志向 住宅 億ション人気復活か」『日経MJ』2007年1月5日




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