シェシュペ川とは? わかりやすく解説

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シェシュペ川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 10:03 UTC 版)

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シェシュペ川
シェシュペ川で泳ぐ人たち(カリーニングラード州)
延長 298 km
平均流量 18 m³/s
流域面積 6,105 km²
水源 ポーランド ポドラシェ県北部
河口・合流先 ネマン川
流域 ポーランドリトアニア
ロシア連邦カリーニングラード州
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シェシュペ川リトアニア語: Šešupėロシア語: Шешупеポーランド語: Szeszupa シェシュパドイツ語: Scheschup(p)e シェシュッペ)は、東ヨーロッパを流れるネマン川支流である。

概要

長さは298キロメートルで[1][2]ポーランドリトアニア国境に近いシェシュプカ(Szeszupka)の町の付近に源流がある。ポーランド(27キロメートル)、リトアニア(158キロメートル)、ロシア(62キロメートル)を流れる。最後はリトアニアとロシア(飛び地であるカリーニングラード州)の国境を51キロメートル流れ、ネマン(ドイツ語:ラグニット)の街の近くでネマン川に合流する。リトアニアでは4番目の長さの川である[2]

流域にある町には、リトアニアではクディルコス・ナウミエスティス(Kudirkos Naumiestis)、ピルヴィシュキアイ(Pilviškiai)、マリヤンポレ(Marijampolė)、カルヴァリヤ(Kalvarija)があり、ロシア領に入るとクラスノズナメンスク(ドイツ語:ラズデーネン)、ネマン(ドイツ語:ラグニット)などがある。

プロイセンにあったドイツ騎士団にとってはシェシュペ川は東の守りとなる境界線であり、ゴルブ戦争英語版を終わらせたメルノ条約英語版では、ドイツ騎士団領リトアニア大公国との境界線となった。ナチス・ドイツの時期である1938年には、東プロイセンの各地でリトアニア語・プロシア語的な響きの地名が一掃されドイツ語風の地名に置き換わったが、シェシュッペ川も「オスト川」(東の川)に変えられていた。

脚注




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