ザ・グレイトブッダ・シンポジウムとは? わかりやすく解説

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ザ・グレイトブッダ・シンポジウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/10 09:22 UTC 版)

ザ・グレイトブッダ・シンポジウム(略称:GBS)は、毎年1度、奈良市東大寺にて行われるシンポジウムである。

2002年(平成14年)の第1回は、東大寺の本尊である盧舎那仏像(奈良の大仏)の開眼1250年を記念して開催された。その後、定期開催に至った。シンポジウムでは、幾人もの研究者が集まり、東大寺やその周辺分野(華厳思想、歴史学、考古学、美術史学、建築史学など)に関わる研究発表をしたり、討論会を開いたりしている。このシンポジウムの模様は、1年後に発売される論集にまとめられる。

開催内容

論集は、GBS実行委員会が編集、法藏館が毎年末に発行している

  • 第一回、2002年(平成14年)10月26日・27日「東大寺の歴史と教学」 - 『論集 東大寺の歴史と教学』〈ザ・グレイトブッダ・シンポジウム〉第一号、2003年
  • 第二回、2003年(平成15年)12月20日・21日「東大寺創建前後」 - 『論集 東大寺創建前後』〈ザ・グレイトブッダ・シンポジウム〉第二号、2004年
  • 第三回、2004年(平成16年)12月「カミとほとけ―宗教文化とその歴史的基礎」- 『論集 カミとほとけ:宗教文化とその歴史的基礎』〈ザ・グレイトブッダ・シンポジウム〉第三号、2005年
  • 第四回、2005年(平成17年)12月10日・11日「近世の奈良東大寺」 - 『論集 近世の奈良・東大寺』〈ザ・グレイトブッダ・シンポジウム〉第四号、2006年
  • 第五回、2006年(平成18年)12月9日・10日「鎌倉期の東大寺復興―重源上人とその周辺」 - 『論集 鎌倉期の東大寺復興:重源上人とその周辺』〈ザ・グレイテストブッダ・シンポジウム論集〉第五号、2007年
  • 第六回、2007年(平成19年)12月22日・23日「日本仏教史における東大寺戒壇院」- 『論集 日本仏教史における東大寺戒壇院』
  • 第7号『論集 東大寺法華堂の創建と教学』- ※以下は論集表記のみ
  • 第8号『論集 東大寺二月堂修二会の伝統とその思想』
  • 第9号『論集 光明皇后 奈良時代の福祉と文化』
  • 第10号『論集 華厳文化の潮流』
  • 第11号『論集 平安時代の東大寺 密教興隆と末法到来のなかで』
  • 第12号『論集 中世東大寺の華厳世界 戒律・・浄土』
  • 第13号『論集 仏教文化遺産の継承 自然・文化・東大寺』
  • 第14号『論集 古代東大寺の世界 『東大寺要録』を読み直す』
  • 第15号『論集 日宋交流期の東大寺 奝然上人一千年大遠忌にちなんで』
  • 第16号『論集 新羅仏教の思想と文化 奈良仏教への射程』
  • 第17号『論集 明治時代の東大寺 近代化がもたらした光と影』
  • 第18号『論集 東大寺と行基菩薩』
  • 第19号『論集 室町時代の東大寺』
  • 第20号『論集 良弁僧正 伝承と実像の間』
  • 第21号『論集 東大寺と弘法大師空海
  • 第二十二回、2024年(令和6年)11月開催「東大寺東南院南都仏教の展開」(論集は翌年刊行予定)

 




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