サーモン (アイダホ州)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > サーモン (アイダホ州)の意味・解説 

サーモン (アイダホ州)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/14 23:52 UTC 版)

サーモン
Salmon
サーモン市街
標語: 
サカガウィア生誕の地[1]
レムヒ郡内の位置
座標:北緯45度10分41秒 西経113度54分10秒 / 北緯45.17806度 西経113.90278度 / 45.17806; -113.90278座標: 北緯45度10分41秒 西経113度54分10秒 / 北緯45.17806度 西経113.90278度 / 45.17806; -113.90278
アメリカ合衆国
アイダホ州
レムヒ郡
政府
 • 市長 レオ・マーシャル(Leo Marshall)[2]
面積
[3]
 • 合計 2.54 mi2 (6.59 km2)
 • 陸地 2.51 mi2 (6.49 km2)
 • 水域 0.04 mi2 (0.10 km2)
標高
3,944 ft (1,202 m)
人口
(2010年)[4]
 • 合計 3,112人
 • 推計
(2019年)[5]
3,169人
 • 密度 1,264.06人/mi2 (488.01人/km2)
等時帯 UTC-7 (山岳部標準時)
 • 夏時間 UTC-6 (山岳部夏時間)
ZIPコード
83467
市外局番 208 市内:756
FIPSコード 16-71650
GNISフィーチャーID 0398084
ウェブサイト www.cityofsalmon.com

サーモン(Salmon)は、アメリカ合衆国アイダホ州の都市。レムヒ郡の郡庁所在地である[6]。人口は3,169人(2019年推計)。

レムヒ川英語版の谷に位置し、サカガウィア、他のショショーニ族ルイス・クラーク探検隊との相互交流によるレムヒ・ショショーニ族の文化に焦点を当てたサカガウィア案内・文化・教育センター(Sacajawea Interpretive, Cultural and Educational Center)がある。

歴史

ルイス・クラーク探検隊は、サーモンの南東30マイル (48 km)にあるレムヒ峠英語版を越えてアメリカ大陸分水嶺を横断した。探検隊は現在のサーモン市を通り、サーモン川英語版に沿って進み、ノースフォーク英語版を経て、ロストトレイル峠英語版に至り、今日のモンタナ州へ入った。探検隊唯一の女性隊員であったサカガウィアは、サーモン付近のレムヒの谷で生まれた[7]

1910年から1939年まで、サーモンはギルモア・アンド・ピッツバーグ鉄道英語版の終点であった。

サカガウィア案内・文化・教育センターは2003年8月に開館した。

地理

サーモンは 北緯45度10分41秒 西経113度54分10秒 / 北緯45.17806度 西経113.90278度 / 45.17806; -113.90278(北緯45.178110度西経113.902660度)に位置する[8]。海抜は3,944フィート (1,202 m)である。

アメリカ合衆国国勢調査局によると、市の面積は2.37平方マイル (6.14 km2)で、うち2.33平方マイル (6.03 km2)が陸地、0.04平方マイル (0.10 km2)が水面である[9]

市内を流れるサーモン川には、ラフティングや他のアウトドア活動を楽しむ人が訪れ、観光収入をもたらす。レムヒ川は市内でサーモン川に合流する。

気候

サーモンはステップ気候ケッペンの気候区分ではBSk)に属し、寒く乾燥した冬と、暑くやや湿潤な夏を特徴とする。

Salmon KSRA (1971–2000)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °F°C 28.4
(−2)
37.0
(2.8)
49.7
(9.8)
59.9
(15.5)
69.1
(20.6)
77.9
(25.5)
87.3
(30.7)
85.5
(29.7)
74.9
(23.8)
60.3
(15.7)
40.7
(4.8)
29.2
(−1.6)
58.3
(14.6)
平均最低気温 °F°C 9.3
(−12.6)
15.2
(−9.3)
24.7
(−4.1)
31.8
(−0.1)
39.5
(4.2)
46.1
(7.8)
50.9
(10.5)
48.5
(9.2)
40.4
(4.7)
30.2
(−1)
21.0
(−6.1)
11.4
(−11.4)
30.8
(−0.7)
降水量 inch (mm) 0.68
(17.3)
0.49
(12.4)
0.54
(13.7)
0.79
(20.1)
1.42
(36.1)
1.42
(36.1)
1.03
(26.2)
0.82
(20.8)
0.77
(19.6)
0.65
(16.5)
0.73
(18.5)
0.78
(19.8)
10.12
(257.1)
出典:NOAA (normals, 1971–2000)[10]

人口

人口推移
人口
1870 186
1880 292 57.0%
1900 398
1910 1,434 260.3%
1920 1,311 −8.6%
1930 1,371 4.6%
1940 2,439 77.9%
1950 2,648 8.6%
1960 2,944 11.2%
1970 2,910 −1.2%
1980 3,308 13.7%
1990 2,941 −11.1%
2000 3,122 6.2%
2010 3,112 −0.3%
2019(推計) 3,169 [5] 1.8%
U.S. Decennial Census[11]

2010年国勢調査

2010年国勢調査によると、サーモン市の人口は3,112人、1,420世帯、807家族が暮らす。人口密度は1,335.6人毎平方マイル (515.7/km2)である。住戸は1,628軒で、住戸密度は698.7毎平方マイル (269.8/km2)である。人種構成は96.5%が白人、0.3%がアフリカ系アメリカ人、0.5%がネイティブアメリカン、0.6%がアジア系、0.5%がその他の人種、1.6%が混血である。ヒスパニックまたはラティーノの割合は2.6%である[4]

1,420世帯のうち、25.6%に18歳未満の子供がおり、41.4%は既婚のカップルが同居し、11.3%は夫のいない女性世帯主の世帯、4.1%は妻のいない男性世帯主の世帯、43.2%は家族のいない世帯である。37.9%が単身世帯、16.3%が65歳以上の単身世帯である。世帯構成員の平均は2.14人、家族構成員の平均は2.80人である。

平均年齢は45.7歳である。21.3%は18歳未満、6.3%は18歳から24歳、21.6%は25歳から44歳、30%は45歳から64歳、20.9%は65歳以上である。男女比は49.3%が男性、50.7%が女性である。

2000年国勢調査

2000年国勢調査によると、サーモン市の人口は3,122人、1,369世帯、829家族が暮らす。人口密度は1,813.2人毎平方マイル (700.1/km2)である。住戸は1,576軒で、住戸密度は915.3毎平方マイル (353.4/km2)である。人種構成は96.76%が白人、0.19%がアフリカ系アメリカ人、0.54%がネイティブアメリカン、0.29%がアジア系、0.61%がその他の人種、1.6%が混血である。ヒスパニックまたはラティーノの割合は2.18%である[12]

1,369世帯のうち、28.6%に18歳未満の子供がおり、46.2%は既婚のカップルが同居し、11.0%は夫のいない女性世帯主の世帯、39.4%は家族のいない世帯である。34.6%が単身世帯、16.5%が65歳以上の単身世帯である。世帯構成員の平均は2.26人、家族構成員の平均は2.93人である。

平均年齢は40歳である。26.4%は18歳未満、6.8%は18歳から24歳、23.9%は25歳から44歳、25.1%は45歳から64歳、17.8%は65歳以上である。18歳以上の女性100人に対して、男性は89.1人である。

平均世帯収入は26,823ドルで、平均家族収入は34,844ドルである。男性の平均年収30,417ドルに対し、女性は18,819ドルである。市民1人当たりの収入は15,749ドルであるが、家族数の15.5%、人口の19.5%が貧困線未満であり、うち28.3%は18歳未満を含み、14.3%は65歳以上を含む。

出身者

生活

教育

教育は、サーモン学校区#291[13]およびアッパーカルメン公立チャーター・スクールによって提供される。サーモン高校英語版がある。

ラジオ

AM放送KSRA(960 kHz)、FM放送KSRA-FM(92.7 MHz)があり、どちらもビタールート・コミュニケーションズ(Bitteroot Communications、旧・サーモンリバーコミュニケーションズ)が運営する。

脚注

  1. ^ City of Salmon, Idaho”. City of Salmon, Idaho. 2012年9月2日閲覧。
  2. ^ Mayor and Council”. City of Salmon. 2022年2月5日閲覧。
  3. ^ 2019 U.S. Gazetteer Files”. United States Census Bureau. 2020年7月9日閲覧。
  4. ^ a b U.S. Census website”. United States Census Bureau. 2012年12月18日閲覧。
  5. ^ a b Population and Housing Unit Estimates”. United States Census Bureau (2020年5月24日). 2020年5月27日閲覧。
  6. ^ Find a County”. National Association of Counties. 2011年6月7日閲覧。
  7. ^ Profile for Salmon, Idaho, ID”. ePodunk. 2012年9月2日閲覧。
  8. ^ US Gazetteer files: 2010, 2000, and 1990”. United States Census Bureau (2011年2月12日). 2011年4月23日閲覧。
  9. ^ US Gazetteer files 2010”. United States Census Bureau. 2012年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月18日閲覧。
  10. ^ Climatography of the United States NO.81”. National Oceanic and Atmospheric Administration. 2011年1月13日閲覧。
  11. ^ Census of Population and Housing”. Census.gov. 2015年6月4日閲覧。
  12. ^ U.S. Census website”. United States Census Bureau. 2008年1月31日閲覧。
  13. ^ Salmon School District #291.”. Salmon School District #291.. 2012年9月2日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  サーモン (アイダホ州)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「サーモン (アイダホ州)」の関連用語

サーモン (アイダホ州)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



サーモン (アイダホ州)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのサーモン (アイダホ州) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS