サンポとは? わかりやすく解説

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さん‐ぽ【三浦】

読み方:さんぽ

李氏朝鮮世宗の時(1418〜1450)に定められ日本との通商港、乃而浦(ないじほ)(現在の熊川)・富山浦現在の釜山)・塩浦(現在の蔚山)の3港。


さん‐ぽ【×刪補】

読み方:さんぽ

削ることと補うこと。取り去った付け足したりすること。刪除補足


さん‐ぽ【散歩】

読み方:さんぽ

[名](スル)気晴らし健康などのために、ぶらぶら歩くこと。散策。「公園を—する」


サンポ

名前 Sangpo; Bzang bo; Bzang po; Bzangs po

サンポ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/24 08:58 UTC 版)

The Defense of the Sampoアクセリ・ガッレン=カッレラ作。ポホヨラのサンポを盗み出したワイナミョイネンを襲撃する魔女たちと、それに応戦するワイナミョイネン(『カレワラ』での情景)

サンポ(Sampo あるいはサンマス Sammas)とは、フィンランド神話に出てくる、持つ者に幸福をもたらす神秘的な人工物である。但し、それが何であるかは誰も知らない。

カレワラ』でのエリアス・リョンロートの解釈によると、それは何もない所から小麦粉と塩と金を作る機械であった。他にも、世界を支える柱(もしくは木)、コンパスやアストロラーベ(古代の天体観測機)、宝物の入ったチェスト、コンスタンチノープルからヴァイキングによって盗まれた巨額の金、等々の諸説が唱えられている状況である。

『カレワラ』におけるサンポ

『サンポの鋳造』 (The Forging of the Sampo)アクセリ・ガッレン=カッレラ

サンポは、フィンランド叙事詩の『カレワラ』の中で、非常に重要な要素である。『カレワラ』は、1835年にそれまで口伝で伝えられてきた伝説をベースにエリアス・リョンロートによって編纂された叙事詩である(1849年に拡張した。)

『カレワラ』の拡張版では、サンポはイルマリネン(伝説的な鍛冶屋)によって、ポホヨラの主人(ロウヒ)の娘を得るためのお返しとして、作り出された。それによってポホヨラは大いに潤ったが、ロウヒは約束を反故にして娘を渡さなかった。様々な経緯の後、ワイナミョイネンやイルマリネンらはサンポの奪回をおこなう。結果として奪回には成功するが、持ち帰る途中でロウヒらの追撃に合う。サンポは粉々になって海に散らばり、それが流れ着いた地に幸せをもたらしたという。

『カレワラ』におけるサンポは、その中で何度かその形状や働きが記されているが、そこにはかなりの混乱が見られる。

脚注


「サンポ」の例文・使い方・用例・文例

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