サルファフリー燃料

大車林

サルファフリー燃料

英語 sulfur-free fuel

硫黄分がほとんどない10ppm以下の自動車燃料をいう。燃料中の硫黄分は、自動車の排出ガス浄化性能を低下させることから、石油業界は2003年4月から硫黄分50ppm以下の低硫黄軽油の供給を開始したが、石油連盟は硫黄分を10ppm以下にしたサルファフリー自動車燃料を、05年から一部で、08年からは全面供給が可能としている。サルファフリー燃料の供給が進めば、ディーゼル車のPM(粒子状物質)問題も大きく改善されると期待されている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。