サッバーグ偽写本とは? わかりやすく解説

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サッバーグ偽写本

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 01:57 UTC 版)

千夜一夜物語」の記事における「サッバーグ偽写本」の解説

シリア人ミシェル・サッバーグ(Michael Sabbagh)が作ったとされる偽写本バグダート写本(存在不明写本1703年10月21日作成されたものとされる)を1810年代筆写したものとされていた。東洋学者ド・パルシヴァルの所蔵であったが、死後所在不明となり、1887年写本研究エルマン・ゾータンベール(Hermann Zotenberg 1836年1894年)がパリ古物商再発見し購入した物語初めから1001夜まで揃っており、アラジンと魔法のランプ含みシンドバッドの冒険アリババと40人の盗賊含んでいない。後年千夜一夜物語研究者ムフシン・マフディーにより偽写本断定された。

※この「サッバーグ偽写本」の解説は、「千夜一夜物語」の解説の一部です。
「サッバーグ偽写本」を含む「千夜一夜物語」の記事については、「千夜一夜物語」の概要を参照ください。

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