サイモン&ガーファンクル・ベスト_(全訳)とは? わかりやすく解説

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サイモン&ガーファンクル・ベスト (全訳)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/29 15:48 UTC 版)

『サイモン&ガーファンクル・ベスト (全訳)』
NHKステージ101スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ポピュラー音楽コーラスグループ
レーベル CBSソニー
NHKステージ101 アルバム 年表
ステージ101名義
  • サイモン&ガーファンクル・ベスト (全訳)
  • (1972年 (1972)
ステージ101名義
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サイモン&ガーファンクル・ベスト (全訳)』は、NHK総合テレビジョンの音楽番組『ステージ101』のレギュラー・グループだったヤング101が、1972年にNHKステージ101の名義で発表したアルバムである[注釈 1][注釈 2]

解説

ヤング101の通算7作目のオリジナル・アルバムで、CBSソニーから発売された3作目に相当する[1][注釈 3]。CBSソニーの1作目『サイモンとガーファンクルを歌う』(1971年)と同様、収録曲は全てサイモン&ガーファンクルのオリジナル曲もしくは彼等が取り上げた曲だが、『全訳』の通り、歌詞は日本語である。

12曲中10曲が『サイモンとガーファンクルを歌う』と重複しているが、新たに編曲されて異なるメンバーによって歌われた再録音版である。

2024年6月、本作を含めてヤング101がCBSソニーから発表した6作のアルバム[注釈 4]サブスクリプション配信された。

収録曲

『作詞』の括弧内は日本語詞の作者名を示す。

A面
# タイトル 作詞 作曲 編曲
1. 「スカボロ・フェア Scarborough Fair/Canticle Paul Simon, Art Garfunkel(有馬三恵子) Paul Simon, Art Garfunkel 和田昭治 ヤング101
2. 「冬の散歩道 A Hazy Shade of Winter Paul Simon(小倉雅美) Paul Simon 中村八大 デュエット – 井口典子、塩見大治郎
3. 「コンドルは飛んで行く El Condor Pasa Daniel Alomía Robles(麻生ひろし) Daniel Alomía Robles Jorge Milchberg、瀬尾一三 ソロ – 竹内恵子
4. 「ミセス・ロビンソン Mrs. Robinson Paul Simon(小倉雅美) Paul Simon 中村八大 デュエット – 井口典子、高橋キヨシ
5. 「いとしのセシリア Cecilia Paul Simon(小倉雅美) Paul Simon 葵まさひこ ソロ – 一城みゆき
6. 「ボクサー Boxer Paul Simon(小倉雅美) Paul Simon 和田昭治 デュエット – 石岡ひろし、塩見大治郎
B面
# タイトル 作詞 作曲 編曲
1. 「明日に架ける橋 Bridge Over Troubled Water Paul Simon(岩谷時子) Paul Simon 三沢郷 ヤング101
2. 「59番街橋の歌 The 59th Street Bridge Song (Feelin’ Groovy) Paul Simon(小倉雅美) Paul Simon 瀬尾一三 ソロ – 塩見大治郎
3. 「早く家へ帰りたい Homeward Bound Paul Simon(小倉雅美) Paul Simon 中村八大 ソロ – 石岡ひろし
4. 「バイ・バイ・ラブ Bye Bye Love Boudleaux Bryant, Felice Bryant(寺本圭一) Boudleaux Bryant, Felice Bryant 三沢郷 ヤング101
5. 「サウンド・オブ・サイレンス The Sounds Of Silence Paul Simon(星加ルミ子) Paul Simon 葵まさひこ ヤング101
6. 「アメリカ America Paul Simon(小倉雅美) Paul Simon 中村八大 ソロ – 塩見大治郎

CDボックス『ギフト・ボックス』

2012年、ヤング101名義の5枚組のCDボックス・セットギフト・ボックス』が発売された。本作の全曲は『サイモンとガーファンクルを歌う』の全曲と共にディスク1に収録された。

脚注

注釈

  1. ^ CBSソニー、SOLJ-23
  2. ^ 番組出演メンバー全員ではなく、レコーディングの為に選ばれた一部のメンバーによって制作された。
  3. ^ 1971年6月から1973年12月まで、ステージ101もしくはNHKステージ101の名義のアルバムが、東芝レコードもしくはCBSソニーから発売された。
  4. ^ 本作の他、『サイモンとガーファンクルを歌う』(1971年6月1日、SOND-66056)、『ヤング訪問!!』(1972年4月21日、SOLJ-11)、『ぼくら青春の日々』(1973年3月21日、SOLJ-56)、『ぼくら心のふるさと』(1973年9月21日、SOLJ-87)、『ヤング集合!!』(1973年12月21日、SOLJ-91)。

出典

  1. ^ 土龍団+大池マリ、『番組概要』、2001年、CD『ステージ101ベスト』(Ultra-vibe CDSOL-1043/44)

参考文献

  • 風間嵐、『ステージ101について』、2021年、CD『ステージ101 GO! / ヤング101』(CSレコード DQCL 3611-15)
  • 加納糾、『「ステージ101 GO!」の企画に関して』、2021年、CD『ステージ101 GO! / ヤング101』(CSレコード DQCL 3611-15)
  • 土龍団+大池マリ、『番組概要』、2001年、CD『ステージ101ベスト』(Ultra-vibe CDSOL-1043/44)
  • 濱田高志、【『ステージ101』回想】、2003年、CD『ステージ101 / ステージ101』(Ultra-vibe CDSOL-1077)



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