サイプ(タイヤ)
タイヤのトレッド面にある、ナイフで切られたような細かい溝のこと。トレッド面上のブロックの硬さをコントロールしたり、エッジを増やすことによって、グリップ力を上げるのに使われる。スタッドレスタイヤでは、ブロックに多数の細かいサイプを入れている。それによってブロックを軟らかくし、タイヤの路面への沿いをよくして接触面を増やし、摩擦力を高めている。またエッジ効果を増して、タイヤが路面を引っかく力を大きくして、凍結路でのグリップ力向上に寄与する。なお、トレッド面に切られている太い溝はグルーブといい、サイプとは働きが異なる。
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