サイトメガロウイルス網膜炎
Cytomegaloviral retinitis
【概要】網膜は目の底にある膜で、カメラに例えたらフィルムにあたる。サイトメガロウイルスが網膜の血管炎を起こし、その結果血管がこわれて出血したり、閉塞してしまい、その血管で栄養を受けていた網膜(＝光を感じる細胞がある)が働かなくなる。時には網膜がはがれ失明に至る。CMV感染症の中では一番診断しやすい。HIV感染者は免疫力が落ちてきたら(CD4+細胞＜100/μLあたり)、定期的に眼科健診を受けて早期に発見することが必要。
【治療】 別項に記したサイトメガロウイルス症の治療の他に、ガンシクロビルの硝子体注射、ガンシクロビル徐放剤の硝子体内移植がある(日本では保険適応なし)。
《参照》 サイトメガロウイルス症の治療、 ガンシクロビル
サイトメガロウイルス網膜炎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/08 22:45 UTC 版)
「サイトメガロウイルス」の記事における「サイトメガロウイルス網膜炎」の解説
※この「サイトメガロウイルス網膜炎」の解説は、「サイトメガロウイルス」の解説の一部です。
「サイトメガロウイルス網膜炎」を含む「サイトメガロウイルス」の記事については、「サイトメガロウイルス」の概要を参照ください。
ウィキペディア小見出し辞書の「サイトメガロウイルス網膜炎」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。
お問い合わせ。
サイトメガロウイルス網膜炎と同じ種類の言葉
| 網膜炎に関連する言葉 | 網膜炎(もうまくえん) 脈絡網膜炎 サイトメガロウイルス網膜炎 |
- サイトメガロウイルス網膜炎のページへのリンク
