ゴーヴィンダ3世とは? わかりやすく解説

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ゴーヴィンダ3世

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/09/04 13:58 UTC 版)

ゴーヴィンダ3世(Govinda III, ? - 814年)は、インドデカン地方ラーシュトラクータ朝の王(在位:793年 - 814年)。ラーシュトラクータ朝の偉大な王の一人でもある。

生涯

ドゥルヴァの第3子であったが、彼はほかの兄弟よりも有能な人物だったため、彼は後継者とみなされていた。

793年に即位すると、不平から起こした兄の反乱を鎮圧するとともに、兄を助けた西ガンガ朝英語版を打ち破って懲らしめた。

800年以降から、再び北インドに遠征を行い、806年から807年の戦いで、プラティハーラ朝ナーガパタ2世を破り、再び首都カナウジを奪った。

また、ダルマパーラも臣従を申し入れて、その勢力は現ビハール州まで及び再び北インドの覇権を握った。パッラヴァ朝西ガンガ朝英語版パーンディヤ朝ケーララ地方が連合して敵対したが、速やかにこれを打ち破り、カナウジからインド亜大陸南端のコモリン岬までを征服した。

さらに、ゴーヴィンダ3世は、軍を遠くスリランカにまで遠征させ、その王や宰相も捕虜にして、貢納を誓わせるほどだった。

先代:
ドゥルヴァ
ラーシュトラクータ朝の君主
793年 - 814年
次代:
アモーガヴァルシャ1世



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