コーナリング特性(タイヤ)
クルマの旋回に関係するタイヤの諸特性をいう。通常、横滑り角やキャンバー角に対する横力、コーナリングフォース、セルフアライニングトルクなどで示され、勾配や無次元化して一般化し、解析に利用されることも多い。クルマの運動は最終的にタイヤのコーナリング特性で規定される。従来、これらの諸量は定常値を代表特性としてきたが、近年、実際の運動状態を正確に解析するために、キャンバー角や横滑り角が動的に変化するときの動特性の測定が積極的に行われている。これら諸量を測定するタイヤ性能試験機はドラム式が主流であったが、より実際の条件に近い特性を得るため、実車式やフラットベルト式も導入されている。
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