コーチシナ総督府
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/30 16:07 UTC 版)
翌年6月の講和条約である第1次サイゴン条約で元々の所有者だったフエの阮朝宮廷に対し、これらコーチシナ東部三省とプロコンドル島(Côn Đảo、Poulo Condor)を割譲させた。サイゴンに設置されたコーチシナ総督府が以後、フランスのベトナム侵略の拠点となる。フランスは1863年にカンボジアを保護国とする条約を結んでおり、仏領コーチシナをカンボジアと連結させるため、1867年ヴィンロン、チャウドク、ハティエンのコーチシナ西部三省を武力占領してコーチシナ全域を支配下に置いた。
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