コンバーターアッシー性能
トルクコンバーターの単体性能のことで、横軸はスリップ比(出力軸回転数÷入力軸回転数の比)で、縦軸はトルク比(出力軸トルク/入力軸トルクの比)や、効率(トルク比×スリップ比)、容量係数(入力軸トルク÷入力回転数の2乗)を示す。ここでトルク比はトルク増幅作用の程度を示し、スリップ比が0(ストール状態という)で一般に2.0くらいが多く、クラッチ点(スリップ比約0.83)になると、1.0になる。容量係数はおよそトルクコンバーターの伝達トルク容量を示すもので、エンジン出力トルクに見合った大きさのものを選ぶ。大きすぎると、ストール回転数が低すぎ発進時にもたつく。なお性能測定には動力計を使う。
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