コルマクの生みの親
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 13:54 UTC 版)
「コルマク・コン・ロンガス」の記事における「コルマクの生みの親」の解説
メイヴがコルマクへの心証を悪くしてフェルグスを引き止めるため発した言葉が、「おまえさんを追放した張本人(コンホヴァル)の息子に戴冠させるなんて、さぞ痛快なこったろうね、しかもおまえさんじゃなくてあいつ(コンホヴァル)が、ネスに生ませた子をさ」という揶揄の台詞である。これはコンホヴァルが自分の母親と近親相姦して生ませた子がコルマクだったということを意味している。en:Cináed ua hArtacáin (975年没)の詩の注釈文でも「コンホヴァルが酔った勢いで母親ネスを妊娠させたゆえにコル・リンガスすなわち「流浪の近親相姦」と呼ばれる」と説いている。別の物語では、コルマクの母親はクロトル(Clothru, Clothra)という名の上王エオヒド・フェドレフの娘、つまりはメイヴ女王の姉妹ともいわれる。
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