コマンドラインでの実行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 02:18 UTC 版)
「sed (コンピュータ)」の記事における「コマンドラインでの実行」の解説
sedのインストールされているコマンドライン環境において、以下のように入力することで、データの処理がおこなえる(入力.txt を入力ファイル名、出力.txt を出力ファイル名とする)。 sed -e 's/検索文字列/置換文字列/g' 入力.txt > 出力.txt Bourne ShellやC Shellでは、あるsedスクリプトを単独で使用する場合、このように入力する(これらのシェルを使用する場合、シングルクォート (') は、ワイルドカードなどのシェルの特殊文字をシェルが解釈してしまわないように付加する)。 -e オプションは、「以下に続く文字列をスクリプトとして処理する」指定である。 入力.txt の中の、検索条件に照合するすべての文字列を処理し、出力.txt というファイルに出力する。 sed -f スクリプト.sed 入力.txt > 出力.txt このように入力することで、予め用意したスクリプトファイルを読み込ませることができる。 -f オプションは、「ファイルからコマンドを読み込み処理する」指定である。 スクリプトファイル スクリプト.sed 中に記述された命令を順に読み込み、入力.txt の中の、検索条件に照合するすべての文字列を処理し、検索条件に照合するすべての文字列を処理し、出力.txt というファイルに出力する。
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