ケビンレレナとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ケビンレレナの意味・解説 

ケビン・レレナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/20 02:10 UTC 版)

ケビン・レレナ
基本情報
通称 2 Guns
The KO Kid
階級 ブリッジャー級
身長 185cm
リーチ 188cm
国籍 南アフリカ共和国
誕生日 (1992-05-05) 1992年5月5日(33歳)
出身地 ヨハネスブルグ
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 34
勝ち 31
KO勝ち 15
敗け 3
テンプレートを表示

ケビン・レレナKevin Lerena1992年5月5日 - )は、南アフリカ共和国プロボクサーヨハネスブルグ出身。現WBC世界ブリッジャー級王者。元IBO世界クルーザー級王者。

来歴

クルーザー級

2011年11月30日、プロデビュー[1]

2017年9月17日、ケンプトンパーク英語版のエンペラーズ・パレス内コンベンションセンター・センターコートでマルコ・フックの王座剥奪に伴うIBO世界クルーザー級王座決定戦を元WBA世界クルーザー級暫定王者ユーリ・カレンガと行い、12回2-1(111-117、116-113、115-113)の判定勝ちを収め王座を獲得した[2]

2020年2月8日、バーデン=ヴュルテンベルク州EWSアレーナ英語版で元WBA世界クルーザー級王者のフィラット・アルスランと対戦し、6回1分13秒TKO勝ちを収め6度目の防衛に成功、WBA世界クルーザー級暫定王者のリヤド・メルウィーへの挑戦権を獲得した[3]

ブリッジャー級の先駆けとして

2020年12月19日、ケンプトンパークのエンペラーズ・パレス内コンベンションセンター・センターコートでパトリック・フェルグーソンと対戦し、5回1分19秒TKO勝ちを収めた。当初はレレナが保持するIBO王座を懸けて対戦する予定だったがIBOは認めず、ヘビー級10回戦として行われたもののWBCが新設したブリッジャー級における最初の試合となった[4]

2021年6月24日、WBA世界クルーザー級レギュラー王者リヤド・メルウィーと7月17日に対戦予定だったが、レレナがスパーリング中に手を怪我したため試合がキャンセルになったことが発表された[5]

ヘビー級

2022年3月26日、ケンプトンパークのエンペラーズ・パレス内コンベンションセンター・センターコートでボグダン・ディヌ英語版とWBAインターコンチネンタルヘビー級王座決定戦を行い、4回2分59秒KO勝ちを収め王座を獲得した[6]

2022年9月17日、ケンプトンパークのエンペラーズ・パレス内コンベンションセンター・センターコートでマリウシュ・ヴァフとIBOインターコンチネンタルヘビー級王座決定戦を行い、12回3-0(120-108×2、118-110)の判定勝ちを収め王座を獲得した[7]

2022年12月3日、ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムにてタイソン・フューリーデレック・チゾラ第3戦の前座でWBA世界ヘビー級レギュラー王者のダニエル・デュボアに挑戦。初回にいきなりデュボアに3度のダウンを奪うが、2回から巻き返されレフェリーストップによる3回3分TKO負けを喫し王座獲得に失敗した[8]

ブリッジャー級

2023年5月13日、ケンプトンパークのエンペラーズ・パレス内コンベンションセンター・センターコートで元WBA世界クルーザー級王者でWBC世界ブリッジャー級2位のリヤド・メルウィーとWBCシルバー・ブリッジャー級王座決定戦及びWBC世界ブリッジャー級挑戦者決定戦を行い、12回3-0(118–110、116–112、115–113)の判定勝ちを収めシルバー王座及びルカシュ・ロザンスキーへの挑戦権を獲得した[9]

2023年11月25日、ケンプトンパークのエンペラーズ・パレス内コンベンションセンター・センターコートでWBC世界ブリッジャー級7位のセナド・ガッシー英語版とWBC暫定・世界ブリッジャー級王座決定戦を行い、12回3-0(117-110、114-113、118-109)の判定勝ちを収め暫定王座を獲得した[10]

2024年3月8日、リヤドキングダム・アリーナジャスティス・フニWBOグローバルヘビー級王座決定戦を行い、10回0-3(94-96×2、92-98)の判定負けを喫し王座を獲得出来なかった[11]

2024年10月8日、WBC世界ブリッジャー級王者のローレンス・オコリーがヘビー級転向を理由に王座を返上したため、WBCはレレナを同日付で暫定王者から正規王者に昇格させた[12]

2025年5月1日、サンベット・アリーナでWBCブリッジャー級シルバー王者およびWBC世界同級4位のセルヒイ・ラドチェンコと対戦し、3回中にラドチェンコのセコンドからタオルが投げ込まれ3回16秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[13]

2025年7月19日、ロンドンのウェンブリー・スタジアムにてオレクサンドル・ウシク対ダニエル・デュボア第2戦の前座でWBCヘビー級シルバー王者のローレンス・オコリーとWBCシルバー・同級タイトルマッチを行うも、一度流れて実現した両者の試合は10回0-3(90-100×2、91-90)の判定負けを喫しシルバー王座獲得に失敗した。

獲得タイトル

  • WBFアフリカクルーザー級王座
  • WBC世界クルーザー級ユースシルバー王座
  • 南アフリカクルーザー級王座
  • 南アフリカクルーザー級スーパー4トーナメント 優勝
  • IBO世界クルーザー級王座
  • WBAインターコンチネンタルヘビー級王座
  • IBOインターコンチネンタルヘビー級王座
  • WBCブリッジャー級シルバー王座
  • WBC世界ブリッジャー級暫定王座(防衛0=正規王座に認定)
  • WBC世界ブリッジャー級王座(防衛0)

脚注

  1. ^ Kevin Lerena 2020年7月12日参照
  2. ^ Kevin Lerena Decisions Youri Kalenga, Captures Vacant IBO Title”. boxingscene.com. 2021年9月29日閲覧。
  3. ^ Firat Arslan verliert gegen Kevin Lerena und verpasst Rekord”. stuttgarter-nachrichten.de. 2021年9月30日閲覧。
  4. ^ Kevin Lerena Stops Patrick Ferguson in Five Rounds To Retain IBO Strap”. BoxingScene.com. 2020年12月19日閲覧。
  5. ^ Kevin Lerena Injures Hand, Withdraws From Ryad Merhy Clash”. Boxing Scene.com (2021年6月24日). 2021年7月5日閲覧。
  6. ^ Kevin Lerena Decks Bogdan Dinu Three Times, Stops him in Four”. boxingscene.com (2022年3月27日). 2022年3月27日閲覧。
  7. ^ Kevin Lerena Marches Forward With Decision Over Mariusz Wach in Kempton Park”. boxingscene.com (2022年9月19日). 2022年9月19日閲覧。
  8. ^ Daniel Dubois Goes Down Three Times, But Blasts Out Kevin Lerena in Third”. Boxingscene. 2022年12月4日閲覧。
  9. ^ Kevin Lerena Decisions Ryad Merhy Over Twelve, Falls in Line For Lucasz Rozanski Title Shot”. boxingscene.com (2023年5月14日). 2023年5月14日閲覧。
  10. ^ KEVIN LERENA OUTPOINTS SENAD GASHI IN SOUTH AFRICA”. Ring.com (2023年11月25日). 2023年11月26日閲覧。
  11. ^ “Justis Huni on top with decision against Kevin Lerena”. FIGHTMAG. (2024年3月8日). https://www.fightmag.com/justis-huni-on-top-with-decision-against-kevin-lerena/ 
  12. ^ Lawrence Okolie requests heavyweight ranking after relinquishing WBC bridgerweight title”. Boxing Scene.com (2024年10月9日). 2024年10月10日閲覧。
  13. ^ Kevin Lerena stops Serhiy Radchenko in 3 rounds, calls out Fabio Wardley afterwards”. Boxing Scene.com (2025年5月1日). 2025年5月3日閲覧。

関連項目

外部リンク

暫定王座決定戦 対戦者
セナド・ガッシー英語版
WBC世界ブリッジャー級暫定王者
2023年11月25日 - 2024年10月8日
次暫定王者
正規認定により消滅
空位
前タイトル保持者
ローレンス・オコリー
WBC世界ブリッジャー級王者

2024年10月8日 - 現在

次王者
N/A



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ケビンレレナのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ケビンレレナ」の関連用語

ケビンレレナのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ケビンレレナのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのケビン・レレナ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS