ローレンス・オコリーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ローレンス・オコリーの意味・解説 

ローレンス・オコリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/20 02:02 UTC 版)

ローレンス・オコリー
基本情報
通称 The Sauce(ソース)
階級 ヘビー級
身長 195cm
リーチ 210cm
国籍 イギリス
誕生日 (1992-12-16) 1992年12月16日(32歳)
出身地 ロンドンハクニー
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 23
勝ち 22
KO勝ち 16
敗け 1
テンプレートを表示

ローレンス・オコリーLawrence Okolie1992年12月16日 - )は、イギリスプロボクサーロンドンハクニー出身。元WBO世界クルーザー級王者。元WBC世界ブリッジャー級王者。世界2階級制覇王者

来歴

アマチュア時代

2016年リオデジャネイロオリンピックにヘビー級(91kg)で出場し、2回戦で敗退した[1]

プロ時代

クルーザー級

2017年3月25日、エディー・ハーンマッチルーム・スポーツと契約しプロデビュー。

2021年3月20日、ロンドンのウェンブリー・アリーナマイリス・ブリエディスの王座剥奪に伴い元WBO世界クルーザー級王者でWBO世界同級1位のクシシュトフ・グウォヴァツキとWBO世界同級王座決定戦を行い、6回46秒KO勝ちを収め王座を獲得した[2]

2021年9月25日、ロンドンのトッテナム・ホットスパースタジアムでWBO世界クルーザー級1位のディラン・プラソビッチとWBO世界同級タイトルマッチを行い、3回KO勝ちを収め初防衛に成功した[3]

2022年2月27日、ロンドンのO2アリーナでWBO世界クルーザー級3位のミハル・チェスラックとWBO世界同級タイトルマッチを行い、12回3-0(116-111、117-110、115-112)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した[4]

2023年3月、マッチルーム・スポーツを離脱して、BOXXERと契約した[5]

2023年5月27日、ボーンマスバイタリティー・スタジアムでWBO世界クルーザー級1位のクリス・ビラム=スミスとWBO世界同級タイトルマッチを行うも、4回、10回、11回の合計3度ダウンを奪われた上5回と7回にはホールディングで減点され12回0-2の判定負けを喫し3度目の防衛に失敗、王座から陥落した[6]。しかし、オコリーが合計3度ダウンを奪われ、加えてホールディングの反則で2度減点されたにもかかわらず、112-112で引き分けと採点した審判員のベンジャミン・ロドリゲスは大きな批判を浴びた。

2023年5月29日、マッチルーム・スポーツに対して契約解除を求めて起こしていた裁判が和解に達した[5]

ブリッジャー級

2024年5月24日、ジェシュフのハラ・ナ・ポドプロミウでWBC世界ブリッジャー級王者ルカシュ・ロザンスキーに挑戦し[7]、初回2分55秒KO勝ちを収め王座獲得に成功、2階級制覇を果たした[8]

2024年10月8日、オコリーはWBCから暫定王者ケビン・レレナとの団体内王座統一戦を指令されていたが、オコリーがヘビー級転向を表明しWBC世界ブリッジャー級王座を返上。これに伴いWBCは暫定王者のレレナを同日付で正規王者に昇格させた[9]

ヘビー級

2024年12月7日、ロンドンのウェンブリー・アリーナでWBCシルバー・ヘビー級王座決定戦ならびにヘビー級転向戦としてフセイン・ムハメドと対戦し、初回2分14秒KO勝ちを収めシルバー王座の獲得に成功した[10]

2025年7月19日、ロンドンのウェンブリー・スタジアムにてオレクサンドル・ウシクダニエル・デュボア第2戦の前座でWBC世界ブリッジャー級王者のケビン・レレナとWBCシルバー・ヘビー級タイトルマッチを行い、一度流れて実現した両者の試合は10回3-0(100-90×2、99-91)の判定勝ちを収めシルバー王座の初防衛に成功した。

獲得タイトル

  • WBAコンチネンタルクルーザー級王座
  • コモンウェルス英国クルーザー級王座
  • BBBofC英国クルーザー級王座
  • EBUヨーロッパクルーザー級王座
  • WBOインターナショナルクルーザー級王座
  • WBO世界クルーザー級王座(防衛3)
  • WBC世界ブリッジャー級王座(防衛0=返上)
  • WBCヘビー級シルバー王座

脚注

  1. ^ 31.Olympic Games Riocentro Pavilion 6, Rio de Janiero, Brazil August 6-21, 2016”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2022年8月12日閲覧。
  2. ^ Lawrence Okolie Blasts Out Krzysztof Glowacki in Sixth, Captures WBO Title Boxing Scene.com 2022年10月10日
  3. ^ Okolie smashes Prasovic in three”. Fightnews.com (2021年9月25日). 2021年9月25日閲覧。
  4. ^ “Okolie retains world title on points”. BBC Sport. https://www.bbc.com/sport/boxing/60549530 2022年10月10日閲覧。 
  5. ^ a b Lawrence Okolie, Matchroom Boxing Reach Settlement In Prior Promotional Dispute”. Boxing Scene.com (2023年5月29日). 2023年6月16日閲覧。
  6. ^ ビラム・スミス、オコリーを3度倒し新王者 WBOクルーザー級”. ボクシングニュース (2023年5月28日). 2023年6月19日閲覧。
  7. ^ “Lawrence Okolie challenges Lukasz Rozanski in May in Poland”. FIGHTMAG. (2024年3月22日). https://www.fightmag.com/lawrence-okolie-challenges-lukasz-rozanski-in-may-in-poland/ 2024年3月23日閲覧。 
  8. ^ オコリーがロゼンスキーを敵地で初回KO WBCブリッジャー級王者交代”. ボクシングニュース (2024年5月25日). 2024年5月26日閲覧。
  9. ^ Lawrence Okolie requests heavyweight ranking after relinquishing WBC bridgerweight title”. Boxing Scene.com (2024年10月9日). 2024年10月10日閲覧。
  10. ^ Lawrence Okolie drops and stops Hussein Muhamed on heavyweight bow”. Boxing Scene.com (2024年12月7日). 2024年12月10日閲覧。

関連項目

外部リンク

空位
前タイトル保持者
マイリス・ブリエディス
WBO世界クルーザー級王者

2021年3月20日 - 2023年5月27日

次王者
クリス・ビラム=スミス
前王者
ルカシュ・ロザンスキー
WBC世界ブリッジャー級王者

2024年5月24日 - 2024年10月8日(返上)

空位
次タイトル獲得者
ケビン・レレナ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ローレンス・オコリーのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ローレンス・オコリー」の関連用語

ローレンス・オコリーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ローレンス・オコリーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのローレンス・オコリー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS