グレンロセス蒸留所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/12/14 09:46 UTC 版)
グレンロセス (英: The Glenrothes [ɡlɛnˈrɒθɪs]) は、スコットランドのスペイサイド地区バーン・オブ・ロセス (ローゼス、the Burn of Rothes) 付近のグレンロセス蒸留所で生産されるシングルモルトのスコッチ・ウイスキーである。グレンロセスはブレンデッド・ウイスキーの原酒として評価が高く、その98％がカティーサークやフェイマスグラウスといったブレンデッド・スコッチ・ウイスキーに使用されている[1]。ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝がウイスキーの製法を学んだ蒸留所のひとつとしても知られている[2]。グレンロセスは2010年にEdrington GroupからBerry Brothers and Ruddに売却されたが、2017年に買い戻されている[3]。
- ^ 土屋守 『シングルモルトを愉しむ』〈光文社新書072〉光文社、2002年。ISBN 4-334-03172-2。267頁
- ^ 土屋守 『シングルモルト大全』小学館、1995年。ISBN 4-09-387170-1。136頁
- ^ scotchwhisky.com (2017年). “Glenrothes sold back to Edrington”. 2017年5月18日閲覧。
- ^ Page 139, Malt Whisky Yearbook 2010. ISBN 978-0-9552607-6-6
- ^ Scotland.com. “The Glenrothes Distillery in Scotland”. 2015年7月3日閲覧。
- ^ レミー コアントロー ジャパン株式会社公式サイト The Glenrothes
- ^ Jackson, Michael (1994). Michael Jackson's Malt Whisky Companion. London. Dorling Kindersley Limited. ISBN 0-7513-0146-9
- ^ “The Glenrothes Distillery”. Grainmash.com (2008年11月10日). 2009年1月23日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年7月3日閲覧。
- ^ "Glasgow University" (2011年). “Records of Highland Distilleries”. 2011年8月13日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2011年1月5日閲覧。
[続きの解説]
「グレンロセス蒸留所」の続きの解説一覧
- 1 グレンロセス蒸留所とは
- 2 グレンロセス蒸留所の概要
- 3 日本での販売
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