グループサウンズ・ブーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 07:15 UTC 版)
「日本のロック」の記事における「グループサウンズ・ブーム」の解説
1966年6月29日、ビートルズが来日し、社会現象として語られるほどの熱狂ぶりを示し、彼らを代表とするリバプールサウンドに触発されたグループ・サウンズのブームが到来した。初期のブームを牽引したのはザ・スパイダースとブルー・コメッツであり、ビートルズ来日前から活動していたスパイダースは日本におけるグループサウンズの原型を確立し、ブルー・コメッツの「青い瞳」はリバプールサウンドとはまた違う独自のサウンドを示した。最盛期の1967年から1968年にかけて、特に人気のあったのが沢田研二を擁するザ・タイガースと、萩原健一を擁するザ・テンプターズで、タイガースは「シーサイド・バウンド」「モナリザの微笑」「君だけに愛を」「シー・シー・シー」など、テンプターズは「神様お願い!」「エメラルドの伝説」などが大きくヒットした。他にもザ・ゴールデン・カップス、ザ・カーナビーツ、オックス、ザ・ジャガーズ、ヴィレッジ・シンガーズ、ザ・ワイルドワンズ、ザ・モップスといった多数のバンドが活躍した。
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