グリーン・ファイア(Greenfire)
![]() |
ヘリックス種(Helix) 写真ではこのアイビーの典型的な特徴が十分に捕らえられていない。 線香花火がチカ、チカと火花を散らしているような姿をお見せしたいのだが、変わり身がすばやく常に僅に変化している。 これはスタグホーン(Staghorn)というミニ型からの変異種で挿し木をすると20%ほどがスタグホーンに戻ってしまう。 スタグホーンは枝分かれが激しく旺盛に繁茂するタイプで夏前に枝を切りすかし、風通しを良くすることが栽培のポイントとなる。 同じ事がこのグリーン・ファイアにもあてはまる。 これは極ミニ種に近い小さな細葉で、ビル・アーチャー並。他のミニチュア型と違う点は更に小さな枝を出す傾向があること。 ミニチュア型の大部分は常に大きくなろうと身構えている。だからいかに小さな姿を保つか栽培者は苦労する。勝手に大きくならないのは有り難いことだ。 スタグホーンは軽く紅葉する。このグリーン・ファイアも同じ。深く紅葉してくれると冬場には本当に線香花火の「チカ、チカ」が見られるかもしれない。 (スタグホーン参照) |
固有名詞の分類
- グリーン・ファイアのページへのリンク