グリセロール1-リン酸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 05:39 UTC 版)
sn-グリセロール1-リン酸(グリセロール1-りんさん、sn-glycerol 1-phosphate)[1]は、リン酸とグリセロールから誘導されたリン酸エステルで、アーキア特異的エーテル型脂質の構成要素の一つである。同等に適切な名前として、グリセロ-1-リン酸(glycero-1-phosphate)、1-O-ホスホノグリセロール(1-O-phosphonoglycerol)、1-ホスホグリセロール(1-phosphoglycerol)がある[2]。また歴史的経緯によりL-グリセロール1-リン酸(L-glycerol 1-phosphate)、D-グリセロール3-リン酸(D-glycerol 3-phosphate)、D-α-グリセロリン酸(D-α-glycerophosphoric acid)とも呼ばれる[2]。
- ^ 本項目では特に立体配置の表示がない場合には立体特異的番号付けを用いている。
- ^ a b G. P. Moss: “Nomenclature of Phosphorus-Containing Compounds of Biochemical Importance”. 2015年5月20日閲覧。
- ^ a b 古賀洋介 (2009). “アーキアの脂質膜の特性と生物の進化” (pdf). 蛋白質核酸酵素 54 (2): 127-133 .
- 1 グリセロール1-リン酸とは
- 2 グリセロール1-リン酸の概要
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