ク・ヨンフェ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/27 14:50 UTC 版)
Younghoe Koo | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]()
2021年
|
|||||||||||
アトランタ・ファルコンズ #7 | |||||||||||
ポジション | プレースキッカー | ||||||||||
生年月日 | 1994年8月3日(30歳) | ||||||||||
出身地 | ![]() ソウル特別市 |
||||||||||
身長: | 5' 9" =約175.3cm | ||||||||||
体重: | 185 lb =約83.9kg | ||||||||||
経歴 | |||||||||||
高校 | リッジウッド高校 (ニュージャージー州リッジウッド) |
||||||||||
大学 | ジョージアサザン大学 | ||||||||||
ドラフト外 | 2017年 | ||||||||||
初出場年 | 2017年 | ||||||||||
初出場チーム | ロサンゼルス・チャージャーズ | ||||||||||
所属歴 | |||||||||||
|
|||||||||||
受賞歴・記録 | |||||||||||
プロボウル選出(1回) | |||||||||||
2020 | |||||||||||
NFL 通算成績 (2024年終了時点) |
|||||||||||
|
|||||||||||
Player stats at PFR |
ク・ヨンフェ | |
---|---|
各種表記 | |
ハングル: | 구영회 |
発音: | クヨンフェ |
英語表記: | Koo Young-Hoe |
ク・ヨンフェ(朝鮮語: 구영회、英語: Younghoe Koo、1994年8月3日 - )は、大韓民国ソウル特別市出身のアメリカンフットボール選手。現在NFLのアトランタ・ファルコンズに所属している。ポジションはプレースキッカー(K)。韓国出身としては4人目となるNFL選手である[1]。
経歴
韓国・ソウル出身。本貫は綾城具氏[2]。幼少期はサッカーをしていた。小学生の頃、看護師になるために渡米していた母を追いかける形でアメリカ合衆国ニュージャージー州リッジウッドに移り住む。アメリカではアメリカンフットボールをプレーし、リッジウッド高校、ジョージアサザン大学へ進学した。2017年NFLドラフトでは指名されなかったものの、ロサンゼルス・チャージャーズにドラフト外で入団した。
チャージャーズでは4試合に出場し、6回のフィールドゴール機会があったものの、成功は3回という成績に終わり、退団。
2019年1月14日、新設されたアライアンス・オブ・アメリカン・フットボール(AAF)のアトランタ・レジェンズと契約し、シーズンでは14回のフィールドゴール機会で全て成功させていた。しかし、AAFはこのシーズン途中に突如、中止となり、そのまま解散となった。その後、10月4日にスティーブン・ゴストコウスキーを怪我で欠いていたニューイングランド・ペイトリオッツと練習生契約をするも、10月15日に放出された。10月29日には、マット・ブライアントを放出したアトランタ・ファルコンズと契約する。シーズンでは8試合に出場し、26回のフィールドゴール機会のうち、23回成功させた。
2020年2月18日、クはファルコンズと1年の契約延長にサインした[3]。マット・ブライアントの球団記録34回を上回るフィールドゴールを成功させ、初のプロボウルに選出された[4]。
2022年3月15日、ファルコンズと1,150万ドルが保証された5年総額2,425万ドルの契約延長を行った。年俸485万ドルはジャスティン・タッカーに次ぐ当時2番目の金額となった[6]。
2024年はファルコンズ入団以降最低となるフィールドゴール成功率73.5%に終わり、また負傷によりレギュラーシーズン最後の3試合を欠場した[7]。
詳細情報
年度別成績
レギュラーシーズン
年度 | チーム | 背 番 号 |
試合 出場 |
フィールドゴール | トライ・フォー・ポイント | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
企図数 | 成功数 | 最長 ヤード |
成功率 | 企図数 | 成功数 | 成功率 | ||||
2017 | LAC | 9 | 4 | 6 | 3 | 41 | 50.0 | 9 | 9 | 100.0 |
2019 | ATL | 7 | 8 | 26 | 23 | 50 | 88.5 | 16 | 15 | 93.8 |
2020 | 15 | 39 | 37 | 54 | 94.9 | 36 | 33 | 91.7 | ||
2021 | 17 | 29 | 27 | 54 | 93.1 | 30 | 30 | 100.0 | ||
2022 | 17 | 37 | 32 | 54 | 86.5 | 35 | 33 | 94.3 | ||
2023 | 6 | 17 | 37 | 32 | 54 | 86.5 | 28 | 27 | 96.4 | |
2024 | 14 | 34 | 25 | 58 | 73.5 | 26 | 26 | 100.0 | ||
NFL:7年 | 92 | 208 | 179 | 58 | 86.1 | 180 | 173 | 96.1 |
- 2024年度シーズン終了時
- 太字は自身最高記録
- ■は各年度のリーグ最高記録
脚注
- ^ 他の韓国出身選手には、ジョン・リー(イ・ミンジョン)、ハインズ・ウォード、カイル・ラブがいるが、現役選手ではクのみ。またウォード、ラブ、リーは父親がアメリカ軍人であり、両親とも韓国人である選手としてはリーに次いで史上2人目。
- ^ “한국인의 성 [Ep.4 현대판 귀족, 재벌가문 上]”. 에펨코리아 - 축구, 인터넷 방송, 게임, 풋볼매니저 (2022年1月1日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ McFadden, Will (2020年2月18日). “Atlanta Falcons sign Younghoe Koo, Ryan Allen to one-year extensions”. AtlantaFalcons.com. 2020年5月23日閲覧。
- ^ “Grady Jarrett, Younghoe Koo named to 2021 NFL Pro Bowl” (英語). atlantafalcons.com (2020年12月21日). 2025年6月27日閲覧。
- ^ “Atlanta Falcons' NFL free-agent signings 2021: Pro Bowler Younghoe Koo returns” (英語). ESPN (2021年3月19日). 2025年6月27日閲覧。
- ^ “Falcons sign kicker Younghoe Koo to five-year, $24.25 million extension” (英語). NFL.com (2022年3月15日). 2025年6月27日閲覧。
- ^ “Younghoe Koo feels healthy, embracing kicker competition” (英語). atlantafalcons.com (2025年5月27日). 2025年6月27日閲覧。
外部リンク
- 通算成績と情報 NFL.com, or ESPN, or Pro-Football-Reference
- Atlanta Falcons bio
- Georgia Southern Eagles bio
クォーターバック
ランニングバック
ワイドレシーバー
タイトエンド
|
オフェンシブライン
ディフェンシブライン
|
ラインバッカー
ディフェンスバック
スペシャルチーム
|
Roster December 16, 2024現在
|
- ク・ヨンフェのページへのリンク