クロード・グディメルとは? わかりやすく解説

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クロード・グディメル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 00:05 UTC 版)

クロード・グディメル

クロード・グディメル (Claude Goudimel, 1510年ブザンソン - 1572年8月27日 リヨン)は、ルネサンスフランス作曲家・音楽理論家。カルヴァン派に改宗しており、サン・バルテルミの大虐殺の犠牲になった。

1549年にはパリにいたことが分かっており、その地でシャンソンを出版している。おそらくパリ大学に学んだらしい。1557年メスに移住してプロテスタントに改宗し、その地のユグノーと接触したことが分かっている。しかしながら宗教戦争の時期に、メス市当局のプロテスタントに対する敵意が高まったため、同地を離れ、最初に生地ブザンソンに、次いでリヨンに移った。

グディメルは、クレマン・マロの韻律詩篇を用いた、《ジュネーヴ詩篇集》における詩篇唱の4声体の編曲で名高い。この時期の作曲法とは対照的に、グディメルは最上声部に主旋律を定めており、この手法がこんにちの賛美歌において主流になった。グディメルはミサ曲モテットなども作曲したほか、プロテスタントに改宗してから相当数のシャンソンを作曲した(だいたい1560年頃)。グディメルの作曲様式はホモフォニーを基調としており、とりわけシャンソンにおいては、内声部を活気付けるためにシンコペーションの面白い用法をみせている。





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