音楽の中の頌歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 14:16 UTC 版)
楽曲としての頌歌も、詩の頌歌同様知られている。16世紀には盛んにホラティウスの頌歌に曲がつけられた。有名なものではルートヴィヒ・ゼンフル、クロード・グディメルなどの曲がある。ドライデンの頌歌『聖セシリアの日のための頌歌(Ode on St. Cecilia's Day)』にはヘンデルが曲をつけ、フリードリヒ・フォン・シラーの頌歌『歓喜の歌』はベートーヴェンの交響曲第9番に使われた。高位の人のための頌歌にもよく曲がつけられた。たとえば、ヘンデルの『アン女王の誕生日のための頌歌(Ode for the Birthday of Queen Anne)』や、バイロンの頌歌にアルノルト・シェーンベルクが曲をつけた『ナポレオン・ボナパルトへの頌歌(Ode to Napoleon Bonaparte)』などである。
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