クロルマジノン
クロルマジノン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/21 22:57 UTC 版)
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IUPAC命名法による物質名 | |
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臨床データ | |
法的規制 |
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投与経路 | Oral |
識別 | |
CAS番号 |
1961-77-9 |
ATCコード | G03DB06 (WHO) |
PubChem | CID: 16065 |
KEGG | D07670 |
化学的データ | |
化学式 | C21H27ClO3 |
分子量 | 362.89 g/mol |
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クロルマジノン(英: chlormadinone)とはプロゲステロンの一つ。
効能
酢酸塩(酢酸クロルマジノン)として、前立腺肥大症や前立腺がんに用いられる[1]。
副作用
インポテンツ、消化器系障害、肝臓・胆管系障害が生じることがある。まれに鬱血性心不全、血栓症、劇症肝炎が起きる場合がある。重篤な肝障害・肝疾患があり代謝能が低下している患者に対しては、肝臓への負担が増大するため禁忌となっている[1]。
販売名
先発薬はあすか製薬製造、武田薬品工業より販売される「プロスタール錠」。後発医薬品では「アプタコール錠」、「クロキナン錠」、「プラクサン錠」などがある[2]。
出典
- ^ a b プロスタール錠添付文書(イーファーマ)
- ^ ジェネリック医薬品データベース
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