クリストファー・ベルグとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > クリストファー・ベルグの意味・解説 

クリストファー・ベルグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/28 14:16 UTC 版)

Christoffer Berg
出生名 クリストファー・ベルグ(Christoffer Berg)
生誕 1982年????
スウェーデンヨーテボリ
出身地 スウェーデンヨーテボリ
ジャンル アシッド・ジャズ
エレクトロ・ジャズ
エレクトロニカ
チルアウト
活動期間 2004年 - 現在
レーベル DNMレコード
公式サイト http://www.christofferberg.se
著名使用楽器
シンセサイザー・ターンテーブル etc

クリストファー・ベルグChristoffer Berg1982年 - )はスウェーデンヨーテボリ出身のDJマルチプレイヤー、音楽プロデューサー、レコードレーベルオーナーである。

バイオグラフィー

スウェーデンのヨーテボリにて生まれる。両親は共にミュージシャンで、父親はスウェーデン国営放送の録音技師兼レコードレーベルのオーナー、母親は現地の女性による音楽集団に在籍していたという[1]。6歳の頃よりドラムを演奏し始め、ハイスクール時代には、様々なバンドで演奏していたという。時を同じくして、ヨーテボリのスタジオで、プロデューサーならびにエンジニアのアシスタントとして働き、録音技術を学ぶ[2]

自宅のスタジオで、父親に買ってもらったマッキントッシュマルチトラック・レコーダーを使い、初のEP盤、『Hostlovep』を発表。このEP盤は自身の名を冠したレーベル「Christoffermusik」から発表されたが、スウェーデン国内ではかなりの好リアクションを得ると共に、2001年にはストックホルムで、マグナス・ジングマークとオスカー・シモンソンの2人組による、エレクトロニカ・ジャズ・ユニット、クープの2作目の『Waltz For Koop』のレコーディングに参加。この経緯で、ヨーテボリに住む日系スウェーデン人シンガーのユキミ・ナガノと出会い、アシッド・ハウス/アシッド・ジャズプロジェクト、ヒルドを立ち上げると共に、2004年に『Movin' On』を発表。これが彼にとっての、実質的なデビュー作となると共に、ジャイルス・ピーターソンやリチャード・ドルフマイスターらに絶賛される[3]。間もなくして、この『Movin'On』はDNMレコードにより、全世界でディストリビュートされ、スウェーデンは勿論、日本、フィンランドデンマークエストニアロシアイタリアイギリスアメリカでも発売され、日本でも"I Love You My Hope"がJ-WAVEなどのFM局で頻繁にオンエアされたりしている。同年10月、クリストファーはKyoto Jazz Massiveの沖野修也の招きにより、東京・渋谷のアシッド・ジャズ系クラブ、THE ROOMで初来日公演をおこなっている。

この他にも、オロフ・ドレイヤーとカリン・ドレイヤーによる、スウェーデンのエレクトロ・ユニット、ザ・ナイフ2003年に発表した『Deep Cuts』、2006年に発表した『Silent Shout』にもミックスで参加しており、またヨーテボリ出身で、スウェーデンのサイケデリック・パンクの雄として知られる、フレディ・ワドリングがかつて組んでいたブルー・フォー・トゥにもドラマーとしてツアーで参加[4]するなどしている。また日本では、スウェーデンびいきで知られるカジヒデキが、2006年に発表したアルバム『New Pretty』にも、プロデューサー兼キーボード奏者としてレコーディングならびに国内ツアーにも参加するなどしており、2013年には、イギリスの大物シンセポップバンド、デペッシュ・モードが発表した13枚目のアルバム『Delta Machine』にも、プログラミングで参加している[5]

脚注

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「クリストファー・ベルグ」の関連用語

クリストファー・ベルグのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



クリストファー・ベルグのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのクリストファー・ベルグ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS