クラムシー_(ニエーヴル県)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > クラムシー_(ニエーヴル県)の意味・解説 

クラムシー (ニエーヴル県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/01/31 20:37 UTC 版)

Clamecy

フランス
地域圏Région ブルゴーニュ地域圏
département ニエーヴル県
arrondissement クラムシー郡
小郡canton クラムシー小郡
INSEEコード 58079
郵便番号 58500
市長任期 クローディーヌ・ボワソリュー
2008年 - 2014年
自治体間連合(fr) fr:Communauté de communes des Vaux d'Yonne
座標 北緯47度27分39秒 東経3度31分13秒 / 北緯47.4608333333度 東経3.52027777778度 / 47.4608333333; 3.52027777778
標高 最低:142 m
最高:281 m
面積 30.26km² (3 026ha)
人口 4 424人
2007年
人口密度 146人/km²
住民の呼称 Clamecycois, Clamecycoises
  

クラムシーClamecy)は、フランスブルゴーニュ地域圏ニエーヴル県コミューン

目次

地理

クラムシーはヨンヌ川谷にあり、ヨンヌ川とブーヴロン川が合流する地点に位置する。

歴史

634年、クラムシーはクラミシアクス(Clamiciacus)と呼ばれていた。百年戦争中の14世紀にクラムシーは荒廃した。

初めての特権は1213年、ヌヴェール伯エルヴェ4世によって与えられた。16世紀から20世紀初頭まで、いかだによる木材輸送で繁栄していた(最後のいかだは1923年に出発した)。

フランス第二共和政の間、パンフレットや新聞でパリの情報を得ていた船乗りによって、クラムシーはパリで起きた出来事に敏感であり、左派の投票傾向があった。保守政党パルティ・ド・ロルドル(fr)が議会の多数を占めると、保守的な議会は不安定をもたらした。1851年、民衆の抗議活動は共和政の減退をもたらし、憲兵隊は民衆によって武装解除された[1]。ルイ・ナポレオン・ボナパルト(のちのナポレオン3世)らによる1851年クーデター(en)が起きると、12月5日にクラムシー住民は憲法違反の抗議を行い[2]、暴動は厳しく弾圧された。

ナチス・ドイツによるフランス侵攻終盤の1940年6月18日、第3SS装甲師団に属すると思われるドイツ兵たちが、アフリカでの戦闘で捕らえたフランス軍捕虜41人(セネガル人歩兵を含む)を処刑した[3]

みどころ

  • サン=マルタン参事会教会 - 13世紀。16世紀再建。
  • ノートルダム・ド・ベトレム教会 - ジョルジュ・テオドール・ルノー設計によるコンクリート建築。

出身者

姉妹都市

脚注

  1. ^ Bernard Moreau, Marianne bâillonnée : les républicains de l’Indre et le coup d’État du 2 décembre 1851, Chaillac : Points d’Æncrage, 2002. 109 p., ISBN 2-911853-05-9, p. 11
  2. ^ Bernard Moreau, op. cit., p. 24
  3. ^ Scheck, R. (2007). Une saison noire. Les massacres de tirailleurs sénégalais. Mai-juin 1940. Paris : Tallandier. p. 55.



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「クラムシー_(ニエーヴル県)」の関連用語

クラムシー_(ニエーヴル県)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



クラムシー_(ニエーヴル県)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのクラムシー (ニエーヴル県) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS