クシノマヴロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/20 14:08 UTC 版)
クシノマヴロ | |
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ブドウ (Vitis) | |
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色 | 黒 |
種 | Vitis vinifera |
別名 | Xynomavro, Mavro Naoussis, Popolka |
原産地 | ギリシャ |
主な産地 | ナウサ、ドウメニッサ、アミンタイオ |
VIVC番号 | 13284 |
ワインの特徴 | |
特徴 | タンニン含量が高く、中-高酸性度 |

クシノマヴロ(ギリシア語: Ξινόμαυρο [ksiˈno̞mavro̞])は赤ワイン用ブドウ品種である。
生産地域
ギリシャのイマティア県ナウサが原産地であり、ナウサやアミンデオ周辺で主要な品種として使われる[1][2][3]。ナウサ、グメニッサ、アミンデオ、ラプサニ、トゥリコモ、シアティスタ、ヴェルベトスで主に栽培されるほか、少量ながらアトス山、オサ山、ヨアニナ、マグネシア、カストリア、トリカラでも栽培される。2010年の栽培面積は1971ha[4]であり、ギリシャ以外での栽培は見られなかったが、2013年には世界で2239haに増加し、中国の甘粛省においても栽培が始まっている[5]。
ナウサで造られるクシノマヴロは、ギリシャにおいて最重要かつ高い評価を受けているワインである。ナウサは1971年から保護原産地呼称に登録されており、これはギリシャにおける最初の認定であったが、これにはクシノマヴロを100%使うことが義務付けられている[6]。
ワインのスタイル
品質の高いものは酸とタンニンが豊富であるため熟成に向く。また、クシノマヴロはバローロのようなイタリア屈指のワインを生むネッビオーロと類似性があると言われる[7]が、遺伝的な関連性はない[1]。グメニッサではネゴスカとブレンドされることもあり、果実味に富んだアルコール度数の高いワインが造られる[8]。
出典
- ^ a b “酸のある黒ブドウ!ギリシャのクシノマヴロの特徴”. ENOTECA Online. 2025年2月20日閲覧。
- ^ “Vitis International Variety Catalogue VIVC, Xinomavro”. Julius Kühn-Institut. 2020年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月4日閲覧。
- ^ McWeeney, Myles (August 17, 2004). “Best cellars: A Greek odyssey”. The Independent. オリジナルの2017年12月1日時点におけるアーカイブ。
- ^ Anderson, K and Aryal, NR (2013). Which Winegrape Varieties are Grown Where? A Global Empirical Picture. University of Adelaide Press. doi:10.20851/winegrapes. ISBN 978-1-922064-67-7
- ^ Robinson, J, ed (2015). The Oxford Companion To Wine (4th ed.). Oxford University Press. ISBN 978-0-198705-38-3
- ^ “ナウサ”. ワインリンク. 2025年2月20日閲覧。
- ^ “Xynomavro Wine”. Wine-Searcher. 2018年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月21日閲覧。
- ^ Robinson, J (1996). Jancis Robinson's Guide to Wine Grapes. p. 127. ISBN 0198600984
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