ギレーヌ・テスマーとは? わかりやすく解説

ギレーヌ・テスマー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/16 14:48 UTC 版)

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ギレーヌ・テスマーGhislaine Thesmar1943年 - 、ギレーヌ・テスマールとも)は、フランスバレエダンサーである。

プロフィール

ギレーヌ・テスマーは、1943年に北京で生まれた。

パリコンセルヴァトワールにてバレエを学び、1968年にダンサー・振付家のピエール・ラコット1932年 - )と結婚した。

マルキ・ド・クエヴァスバレエ団、バレエ・ナシオナル・ジュネス・ミュジカル・ド・フランセなどでダンサーとして活躍中の1972年に、テスマーにとって大きな転機が訪れた。

この年に、ラコットがテレビ映画のためにフィリッポ・タリオーニ振付の『ラ・シルフィード』を復元した際、テスマーは主役のシルフィード役を踊った。その成果がパリ・オペラ座バレエ団の経営陣に注目され、1972年から1985年までパリ・オペラ座のエトワールとして在籍して活躍することになった。

ラコットとの仕事では、他に『ドナウの娘』『コッペリア』などに主演している。

パリ・オペラ座のエトワールを引退した後は、1986年から1988年までラコットとともにモンテカルロ・バレエ団を主宰した。

エピソード

  • コンセルヴァトワールの入学審査の時に、審査員を務めたのは後に彼女の夫となるラコットであった。ラコットは彼女の才能に注目し、審査用紙に「いつの日か、偉大なダンサーになるだろう」と書き込んだという[1]

出演

映画

DVD

  • パリ・オペラ座バレエ団『ラ・シルフィード』(タリオーニ・ラコット版)

脚注

  1. ^ 『DANCE MAGAZINE』(新書館2006年3月号掲載のピエール・ラコットと三浦雅士の対談による。

参考文献





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