ギドラン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/15 05:32 UTC 版)
ギドラン(Gidran )とは、アラブ種などをもとにハンガリーで改良された馬の品種である[1]。本種の毛色は全て栗毛である。現在では絶滅の危機に瀕している品種であり、全世界でたった200頭あまりが生存しているに過ぎない[2]。別名ハンガリアン・アングロ・アラブ。
注釈
- ^ 父母が逆の場合は内国産のギドラン種として登録される。
- ^ 1943年に発行された『馬匹血統登録書第15巻』以降では、血統表内に記される品種の凡例からギドラン種が消滅し、全馬がアングロアラブ扱いとなっている。
- ^ 1903年産、1906年輸入。日高種馬牧場繋養。
- ^ 1917年産、父ギドラン四二ノ一五、母カイラー(父はアングロアラブのアラデユ、母はギドランのギドラン四〇)。
- ^ 1917年産、父ギドラン四二ノ一五、母ギドラン四一ノ一六。
出典
- ^ Bonnie Lou Hendricks, International Encyclopedia of Horse Breeds, University of Oklahoma Press, 2007, pp. 203–204.(ISBN:978-0-8061-3884-8)
- ^ a b c d Breeds of Livestock, Gidran horse (2014年8月23日リンク確認).
- ^ WorldsCreatures.com, Gidran Arabian (2014年8月23日リンク確認).
- ^ 田辺一夫「アラブ系牝馬系統大鑑:公営の傑物センジユ――梅橋が代表するOB Vの11・日高が誇るギドラン――スルガ一族が光るG36の4」啓衆社『競週地方競馬』1965年5月号。
- ^ 馬匹登録規定第三条「純血種とは『サラブレッド』、『アラブ』、『アングロアラブ』の三種を謂う。」帝国競馬協会編『馬匹血統登録書第1巻』1926年より。
- ^ 帝国競馬協会編『馬匹血統登録書第2巻』1935年、1頁。
- ^ 帝国競馬協会編『馬匹血統登録書第15巻』1943年、9頁。
- ^ 帝国競馬協会編『馬匹血統登録書第1巻』1926年、292頁。
- ^ 帝国競馬協会編『馬匹血統登録書第1巻』1926年、313頁。
- ^ 帝国競馬協会編『馬匹血統登録書第1巻』1926年、310頁。
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