キノコ岩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/29 13:56 UTC 版)
乾燥地帯で見られる岩石で、岩石の上方がキノコ状に大きくなっているもの。乾燥地帯では植物があまり育たないため風の働きが強くなり、その風が砂を巻き上げる。ただし砂が巻き上げられるのは地表数十センチ程度であるため砂は岩石の基部のみを侵食することになり、岩石はキノコ状になる。海岸では波打ち際に生息するサンゴ礁の基部が波や生物によって侵食されることで発達する。侵食が進むと根元が折れてしまうことがある。
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