キズナシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/17 01:34 UTC 版)
勝平たちに埋め込まれた、他者の痛みに共感するためのシステム。「人が争いを繰り返す理由は他者の痛みを知りようが無いから」というコンセプトの下、埋め込まれた者は同じシステムを保有する者と痛覚を共有する『キズナイーバー』となる。自他の物を問わず与えられた痛みが等しくキズナイーバー間で分割して与えられ、重傷であってもさほど問題にはならない。痛みに鈍感な勝平のような人間であっても、共有した痛みは実感してしまう。共有するのは痛みだけで実際に傷を負うわけではない。本来は感情を繋ぐことが目的のシステムであり、痛覚を共有するキズはあくまで実験の失敗から生まれた副産物だった。
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