ガルウインクドア
普通、ドアは水平方向に開くが、斜め上方に向かって開く方式。前から見ると、鴎が羽根を広げて羽ばたくときに似ていることからこの名がある。スポーツカーやデザインを優先した特殊なクルマなどに、まれに採用される。狭い居住スペースのなかで乗降性を改善しているが、やはり普通タイプの乗用車より劣る。バリエーションとして、フロントピラーの上下中間部、ウエスト付近にヒンジを設け、前方上方に向かつて開く形式のものもある。初期のメルセデス・ベンツ300SLはルーフにヒンジを備える。ランボルギーニ・カウンタックはウエスト・ヒンジで前方に開く。
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