ガイアの法則
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/27 22:32 UTC 版)
ガイアの法則 | ||
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著者 | 千賀一生 | |
発行日 | 2010年2月1日 | |
発行元 | 徳間書店 | |
ジャンル | オカルト | |
国 | ![]() |
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言語 | 日本語 | |
ページ数 | 328 | |
コード | ISBN 978-4-19-862887-1 | |
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『ガイアの法則』(ガイアのほうそく)は、千賀一生が著し、2010年2月1日に徳間書店から出版された書籍。また、同書が提示している、地球に経度22.5度ずつ移動する中心点があり、それが現在は東経135度に位置しているという考え方を指す言葉[1]。
概要
2003年に、著者がイラクのエリドゥ遺跡を訪れて得たインスピレーションを基に執筆された[2]。船井幸雄が推薦文を寄せている。
シュメールから始まった文明は、1611年に一度地球の16分の1の距離(経度的には22.5度)、西と東を交互に移動すると記述されている[3]。その移動の軌跡はDNAの螺旋構造の様相を呈し、西に移動したときは物質文明が栄え、東に移動した時は精神文明が栄えると述べている[4]。この法則が「ガイアの法則」と呼ばれている[1]。
1995年以来、「ガイアの法則」は、東経135度に繁栄をもたらすとされており、その場所として日本や淡路島が言及されている[5]。また、東経135度から東に1.4度までの区間である兵庫県、大阪府、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県、福井県、三重県、岐阜県、石川県に創造エネルギーが流れているとされている[6]。
社会的影響
医療補助品の開発を手掛ける笹森俊夫は、「ガイアの法則」に基づき、東経135度線上にある窯でパワーアイテム「ソマチッドピラミッド」を製作している[7]。
参政党代表で参議院議員の神谷宗幣は、教育施設を設立する候補地を決める際に「ガイアの法則」を意識したと述べ、東経135度を考慮し、兵庫県や大阪府を物色していたが、最終的に石川県に決めたと述べた[8]。
参考文献
- ^ a b あおみえり『真★日本神話 ウチら最強!』青林堂、2022年9月17日。ISBN 978-4-79-260732-6。
- ^ ASIOS、廣田龍平『謎解き「都市伝説」』彩図社、2022年11月29日。 ISBN 978-4-80-130635-6。
- ^ 松村潔『ヘリオセントリック占星術』説話社、2011年9月7日、208頁。 ISBN 978-4-91-621794-3。
- ^ “「ガイアの法則」とは何か?コロナ禍、経済恐慌、戦争「人類の歴史は101年ごとに繰り返す」著者に聞く”. デイリースポーツ (2022年8月24日). 2025年9月23日閲覧。
- ^ Naokiman Show『ナオキマンのヤバい日本の秘密』日本文芸社、2020年3月24日、98-99頁。 ISBN 978-4-53-721775-9。
- ^ 千賀一生『ガイアの法則』徳間書店、2010年2月1日、214頁。 ISBN 978-4-19-862887-1。
- ^ 『ムー 2020年10月号』ワン・パブリッシング、2020年9月9日、112-113頁。
- ^ 神谷宗幣 (2020年7月21日). “石川県に引っ越しました”. 2025年9月23日閲覧。
外部リンク
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