カラベラス・カウンティ (戦車揚陸艦)とは? わかりやすく解説

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カラベラス・カウンティ (戦車揚陸艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/06 08:49 UTC 版)

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カラベラス・カウンティ
基本情報
建造所 シカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン・カンパニー
運用者  アメリカ海軍
級名 LST-491級戦車揚陸艦
艦歴
起工 1943年9月6日
進水 1944年1月7日
就役 1944年1月31日
退役 1955年12月21日
除籍 1958年10月1日
改名 LST-516 (新造時)
カラベラス・カウンティ (1955年7月1日)
要目
排水量 軽荷 :1,625英トン (1,651 t)
満載 :3,640英トン (3,698 t)
長さ 328 ft (100 m)
50 ft (15 m)
深さ 船首 8 ft (2.4 m)
船尾(満載) 14 ft 4 in (4.37 m)
吃水 軽荷 :
船首 2 ft 4 in (0.71 m)
船尾 7 ft 6 in (2.29 m)
満載 :
船首 8 ft 2 in (2.49 m)
船尾 14 ft 1 in (4.29 m)
推進 GM12-567ディーゼルエンジンx2、シャフトx2、ツインラダー
速力 12ノット (22 km/h; 14 mph)
乗員 将校8-10名、下士官兵89-100名
搭載人員 士官、兵員およそ130名
兵装 単装50口径76mm砲 x 1
単装40mm機関砲 x 8
単装20mm機関砲 x 12
搭載艇 LCVP x 2
その他 従軍星章1個(第二次世界大戦)
4個(朝鮮戦争)
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北ベトナムハイフォンから南ベトナムサイゴンへ移動するベトナムの避難民。1954年10月のパッセージ・トゥ・フリーダム作戦で。

カラベラス・カウンティ (USS Calaveras County, LST-516) は、アメリカ海軍戦車揚陸艦LST-491級戦車揚陸艦の1隻。艦名はカリフォルニア州カラベラス郡に因む。

艦歴

LST-516は1943年9月6日にイリノイ州セネカのシカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン・カンパニーで起工した。1944年1月7日にR・R・ハンセン夫人によって進水、1944年1月31日にM・J・ミラー大尉の指揮下就役した。

第二次世界大戦の間、LST-516はヨーロッパ戦線に配備され1944年6月にはノルマンディー上陸作戦に参加した。1947年2月28日に退役するが、朝鮮戦争が勃発すると1950年9月22日に再就役する。

就役後は以下の作戦に参加した。

  • U.N. Summer-Fall Offensive (1951年11月)
  • Second Korean Winter (1952年1月-2月)
  • Third Korean Winter (1952年12月、1953年1月-4月)
  • Korea, Summer 1953 (1953年6月-7月)

停戦後も1953年9月20日まで韓国海域で活動した。その後アメリカに帰還し、1955年7月1日にカラベラス・カウンティと命名された。カラベラス・カウンティは1955年12月21日に退役し、1958年10月1日に除籍された。その後の消息は不明。

LST-516は第二次世界大戦の戦功で1個、朝鮮戦争の戦功で4個の従軍星章を受章した。

参照

関連項目




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