カネム・ボルヌ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 21:17 UTC 版)
東部のサハラ交易ルートは、中央スーダンのチャド湖地域を中心として、長く存続したカネム・ボルヌ帝国の発展を導いた。この地域は金を産出しなかったため、奴隷、コーラ、象牙が主な交易品となった。サヘル地域と熱帯雨林地帯とを結ぶ交易ルートには11世紀からワンガラが参加した。チャド湖北部のカネム王国は13世紀にはフェザンを支配したが、14世紀にはチャド湖西南部のボルヌ王国が中心となった。
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