カウンティでないシャイア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 02:46 UTC 版)
「シャイア」の記事における「カウンティでないシャイア」の解説
語尾の「シャー」は地域を指す用語として一般化され、カウンティと強く結び付いたのは後のことである(ただし、ヘクスハムシャー (Hexhamshire) とウィンチコムシャー (Winchcombeshire) はカウンティだと考えられていた)。ノースヨークシャーのリッチモンドシャー地域は今日では地方行政ディストリクトの一つである。このように、イングランドにカウンティができる以前の「シャイア」という語は、本来地域司法行政以上のものを意味していた。 それはさておき、「シャー」の語尾は多くのディストリクトに用いられている。 ベドリントンシャー (Bedlingtonshire) クレイクシャー (en:Craikshire) ノーハムシャー (Norhamshire) アイランドシャー (Islandshire) はダーラム州の飛び地であり、1844年にはノーサンバーランドまたはヨークシャーに編入された。 「シャー」の語尾はまた、 オーラトンシャー (Allertonshire) ブラックバーンシャー (Blackburnshire) ハルフシャー (Halfshire) ハウデンシャー (Howdenshire レイランドシャー (Leylandshire) パウダシャー (Powdershire) ピデンシャー (Pydenshire) サルフォードシャー (Salfordshire) トリッグシャー (Triggshire) タインマウスシャー (Tynemouthshire) ウェストダービシャー (West Derbyshire) ワイヴェルシャー (Wivelshire) といった多くのハンドレッド (hundred)、ワーペンテイク (en:wapentake) および特別行政区や、ハルシャー (Hullshire) といったカントリー・コーポレイト (counties corporate)、 アプルバイシャー (Applebyshire) バムバーグシャー (Bamburghshire) バンクルシャー (Bunkleshire) カーライルシャー (Carlisleshire) コルディンガムシャー (Coldinghamshire) コクスウォルドシャー (Coxwoldshire) クラーヴェンシャー (Cravenshire) ハラムシャー (Hallamshire) マシュムシャー (Mashamshire) イェソルムシャー (Yetholmshire) といった他のディスクリクトにも用いられた。
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