オートクロージャー
ドァを閉じるときに、ドアロックのラッチがセカンダリーロックの位置(いわゆる半ドア位置)まできたら、あとは自動的にフルロック位置までラッチを回転させて、ドアを完全に閉じる装置である。1ボックス車や、ミニバンのはね上げ式バックドアおよび側面のスライドドアに採用されている。救急車に収容された患者の血圧が、バックドアの閉鎖音に反応して異常にはね上がることから、それを抑制するために、東京消防庁の要求で開発された。半ドア位置になると、ラッチがマイクロスイッチをオンにし、ドアロックに内蔵されたソレノイドバルブを作動させて、ラッチをフルロック位置まで押し込む機構である。ドア閉鎖音がソフトなので、一般車にも普及してきている。また、トランクリッドに間機構を採用した高級サルーンもよくみられる。
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