オーストラリアのシャイア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 02:46 UTC 版)
「シャイア」の記事における「オーストラリアのシャイア」の解説
オーストラリアでは、シャイアは人口の少ない行政区分を指すのに最も普通に使われる語である。ニューサウスウェールズ、ビクトリア、クイーンズランド、西オーストラリアの各州ではシャイアはこの意味で使われる。一方、南オーストラリア州ではディストリクト (district) およびリージョン (region) が、タスマニア州ではミュニシパリティ (municipality) が、最小の地方行政単位として用いられる(通常、ミュニシパリティはシャイアよりも人口が多い)。 ビクトリア、ニューサウスウェールズ、クイーンズランド、西オーストラリア各州では、シャイアは一つ上位の行政単位(タウン (town)、ミュニシパリティ、シティ (city))と同等の権限を有する。 海外領土のクリスマス島とココス(キーリング)諸島も西オーストラリア州管理のシャイアであり、外部(連邦)の領域に属するが、西オーストラリア州の一部ではない。独自の自治政府を持っていた同じ海外領土のノーフォーク島では自治政府が廃止される事となってしまった為、今後は同じようにニューサウスウェールズ州管理の外部(連邦)の領域に属するシャイアとなると思われる。
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