オボトリート族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/17 00:49 UTC 版)
オボトリート族あるいはオボドリート族(ラテン語:Obotriti, Abodritorum, Abodritos, 独: Obotriten, Obodriten, Abodriten,, 英: Obotrites, Obodrites, Abodrites)は、現在のドイツ北部のメクレンブルクおよびホルシュタインを支配した西スラヴ人の部族[1]。サクソン人およびヴェレティ族との戦いのためカール大帝と同盟を結んだ。798年には族長トラスコのもと、ボルンヘーフェトの戦いでザクセン人を破った。ザクセン人は神聖ローマ皇帝により追い払われ、エルベ川北部のホルシュタインのザクセン人の領域は、804年にオボトリート族に与えられた。しかしその後デーン人の侵攻によりこの地はザクセン人の支配に戻った。
- ^ Jensen 2006, p. 3
- ^ Dragnea 2021, pp. 41–61
- ^ a b Herrmann 1970, pp. 7–8
- 1 オボトリート族とは
- 2 オボトリート族の概要
- 3 オボトリート連合
- 4 歴史
- 5 参考文献
- 6 関連文献
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