オピオイドによる痛覚過敏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/06 15:13 UTC 版)
「痛覚過敏」の記事における「オピオイドによる痛覚過敏」の解説
慢性疼痛といった場合に、麻薬系の比較的強い鎮痛薬であるオピオイドを用いて疼痛管理を行うことがあるが、オピオイドの急性耐性 (acute opioid tolerance) の発現、またオピオイドによる痛覚過敏 (en:Opioid-induced hyperalgesia:OIH) により、急に鎮痛効果が得られなくなることがある。 OIHは特にオピオイド使用を急激に減量・中止する時などに発症する。急性耐性とOIHは区別しがたいが、実際問題として区別することに意味はない。 OIHについては、批判もあって依然として議論されている。
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