オニマタタビとは? わかりやすく解説

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オニマタタビ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/06 06:49 UTC 版)

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オニマタタビ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : キク類 Asterids
: ツツジ目 Ericales
: マタタビ科 Actinidiaceae
: マタタビ属 Actinidia
: オニマタタビ A. chinensis
学名
Actinidia chinensis
Planch.
和名
オニマタタビ(鬼木天蓼)
シナサルナシ(支那猿梨)
ゴールドキウイ
ゴールデンキウイ
英名
Chinese gooseberry
Gold kiwi
Golden kiwi

オニマタタビ(鬼木天蓼、学名: Actinidia chinensis[1][2])は、中国原産の果樹薬用植物[3]である。蜂によって受粉する。

別名はシナサルナシ(支那猿梨)。

生育地

オニマタタビの果実

野生状態では、オニマタタビは茂みや密な森、里山、低木林地で生育する。オニマタタビは斜面を好み、標高200 - 230メートルまでの峡谷での生長も好む。

起源

オニマタタビの起源は、長江峡谷北部であると推測されている。現在の中国では、オニマタタビは南東部全域に分散している。

植物体ではなくハーバリウム標本がイギリスのプラントハンターであるロバート・フォーチュンによって王立園芸協会へ送られ、そこからジュール・エミール・プランションが新属名を1847年のLondon Journal of Botanyで命名した。ヴィーチ商会のために植物採集を行っていたチャールズ・マリーズ日本でオニマタタビについて書き留めたが、西洋の園芸への導入は、1900年に湖北省で採集した種子をヴィーチ商会へ送ったアーネスト・ヘンリー・ウィルソンによるものである[4]

利用

クルミほどの大きさの果実は食用となる。初めて商業的に栽培されたのはニュージーランドであった[4]。現在はActinidia deliciosaキウイフルーツ)に取って代わられている。

オニマタタビは伝統中国医学で使用される[5]

脚注

関連項目




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