オックスブリッジとは? わかりやすく解説

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オックスブリッジ【Oxbridge】

読み方:おっくすぶりっじ

イギリスのオックスフォード・ケンブリッジ両大学併称


オックスブリッジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/17 19:18 UTC 版)

オックスブリッジ: Oxbridge)は、イギリスオックスフォード大学Oxford)とケンブリッジ大学(Cambridge)の併称。イギリスの大学に於いて双璧を成している。

両校とも800年以上の歴史を持ち、エディンバラ大学ダブリン大学などと共に16世紀以前に設立されたブリテン諸島最古の古大学群、ボローニャ大学パリ大学サラマンカ大学などと共に12〜13世紀に設立されたヨーロッパ最古の中世大学群に属する。この他にも、両校を含むドオックスブリッジゴールデン・トライアングルラッセル・グループなどのイギリスの大学群が存在する。

過去も現在も多くの為政者や文化人を輩出していることから、エリート名門校の代名詞となっている[1]。イギリスの政界・法曹界におけるオックスブリッジ出身者の寡占率は高く、2000年代の調査によると、イギリスの判事の85%が両校の出身者である[1]。国の中枢を担うことになるオックスブリッジの学生の50%が、全英の学校の7%にすぎない高額のプライベート・スクールからの進学者であり、社会的不均衡を生んでいる[1]

日本には、両校の卒業生による1903年設立の親睦会「ケンブリッジ・オックスフォード・ソサエティ」がある。ケンブリッジ大学の卒業生が先に設立したため、同校名が先に来る[2]

脚注

  1. ^ a b c Oxbridge blues Carole Cadwalladr, The Guardian, 16 March 2008
  2. ^ WHY THE "CAMBRIDGE & OXFORD SOCIETY"?Cambridge & Oxford Society, 1995-04-04

関連項目

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