オジェ・ル・ダノワとの確執
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/16 05:23 UTC 版)
「シャルロ」の記事における「オジェ・ル・ダノワとの確執」の解説
オジェ・ル・ダノワは息子のボルドウィンとともにシャルルマーニュに仕える騎士であり、彼もまた優秀な騎士であった。しかし、シャルロはボルドウィンとチェスをした際、ゲーム中に機嫌を損ねるとチェス盤でボルドウィンを撲殺してしまう。さすがに、息子を殺されたことに激怒したオジェはシャルロを殺そうと宮廷で剣を抜き、シャルロを殺そうとしたが失敗に終わる(オジェがシャルロを殺したとする伝承もある)。これに対してシャルルマーニュはシャルロを庇い、騎士たちにオジェの逮捕を命じ、オジェを支持する貴族との内乱に発展してしまう。結果的にオジェは捕らえられ、禁固刑を受けるのだが、これはモーリタニアが攻めてきて、どうしてもオジェのような強い騎士がいなければ敗戦は必至というときにようやく解放され、シャルロはオジェに裁かれることになるが、あろうことかオジェはシャルロを殺すことなく許した。これでシャルロが改心したかといえばそうではなく、引き続き権力を笠に着てのやりたい放題が続くのであった。
※この「オジェ・ル・ダノワとの確執」の解説は、「シャルロ」の解説の一部です。
「オジェ・ル・ダノワとの確執」を含む「シャルロ」の記事については、「シャルロ」の概要を参照ください。
- オジェ・ル・ダノワとの確執のページへのリンク