オキナワフグとは? わかりやすく解説

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沖縄河豚

読み方:オキナワフグ(okinawafugu)

フグ科海水魚

学名 Chelonodon patoca


オキナワフグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/22 14:37 UTC 版)

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オキナワフグ
オキナワフグ Chelonodon patoca
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
亜綱 : 新鰭亜綱 Neopterygii
上目 : 棘鰭上目 Acanthopterygii
: フグ目 Tetraodontiformes
: フグ科 Tetraodontidae
: オキナワフグ属 Chelonodon
: オキナワフグ C. patoca
学名
Chelonodon patoca Hamilton1822
英名
Milkspotted puffer

オキナワフグ(沖縄河豚、学名Chelonodon patoca)は、フグ目フグ科に属する魚類の一種[1]

分布

オキナワフグはインド洋から西部太平洋にかけて分布し、日本近海では紀伊半島以南の沿岸にみられる[1]熱帯の浅い海で生活するが、淡水汽水域に進出することも多く、河口付近やマングローブ地帯には特に多い[2]

形態

体の背面は茶褐色で、多くの白色斑をもつなど[1]トラフグ属の仲間と似た姿をしている。腹側は黄色味を帯び[2]、体長は40cmほどになる[3]背鰭・臀鰭・胸鰭の鰭条はすべて軟条で、それぞれ9-11本・8本・15-16本[1][3]

食性

雑食性で、甲殻類多毛類貝類などを捕食する[2]

毒性

有毒だが[1]、日本では食用として珍重される[3] との記述もあるが、生殖腺、肝臓、筋肉、皮膚は有毒とされており、外国では死亡例もあるとされているので、絶対に食べてはならない。

出典・脚注

  1. ^ a b c d e 『日本の海水魚』 p.713
  2. ^ a b c 『改訂版 日本の淡水魚』 p.674
  3. ^ a b c Chelonodon patoca”. FishBase. 2010年6月26日閲覧。

参考文献

  • 岡村収・尼岡邦夫監修 『日本の海水魚』 山と溪谷社 1997年 ISBN 4-635-09027-2
  • 川那部浩哉・水野信彦・細谷和海編・監修 『改訂版 日本の淡水魚』 山と溪谷社 2005年 ISBN 4-635-09021-3
  • 中坊徹次編 『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』東海大学出版会 2013年 ISBN 4-486-01804-9

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